年末恒例、レンジの大掃除なのだった

早朝の病院の駐車場はとても寒い。エスキモーみたいなダウンジャケット、分厚い靴下、ウルトラヒートテック、そんなものを着込んでヨッパライ某の帰りを車内で待つ。病院が開くまでの時間を含めると約2時間半。その間、先日購入した、礒山雅 (著)、マタイ受難曲を読みはじめた

バッハのマタイ受難曲が好きな人なら、この本は興味深く読める、と思う。
熱帯雨林の説明書きにはこうある。
荘厳な響きと、雄大な構想により、西洋音楽の歴史において圧倒的な存在感を誇ってきた“マタイ受難曲”。イエスの捕縛から十字架刑、そして復活までの物語を描いたこの作品には、罪を、死を、犠牲を、救済をめぐる人間のドラマがあり、音楽としての価値を超えて、存在そのものの深みに迫ってゆく力がある。いまなお演奏ごとに、そして鑑賞のごとに新たなメッセージが発見され続ける、すぐれて現代的なテーマを秘めている。バッハ研究の第一人者が、バッハの手書き譜や所蔵していた神学書など膨大な資料を渉猟し、ひとつひとつの曲を緻密に分析して本国での演奏にまで影響を与えた古典的名著

どこかで昼食にしよう、ってことで、いつものように山を越え、漁港近くのスシ屋に走った

近くの丘にのぼって、海を見下ろす。冷たい風が顔に当たってひりひりする

ぼくは安い方のスシ定食、ヨッパライ某は煮魚定食。とてもおいしかったです。ちなみにこのスシ屋、いつも昭和の歌謡曲が流れている。帰る時にかかっていたのはブルーライトヨコハマ。たぶん、知っている人はもうほとんどいない。

今日は年末の大掃除の一つを終わらせる予定だ。家に帰りつき、作業を始める前に屋上で熱いコーヒーを飲んだ

換気扇とレンジの掃除を開始した。例によって、換気扇のファン、金属フィルター、ガスレンジのバーナーや五徳を特殊な液体に漬け込む。約2時間で、こびりついた油汚れがごっそり取れる。ラクチン!