投稿日: 2020年1月21日 火曜日 投稿者: spoon内面世界 ぼくは見ることを学んでいる。どういうわけか、見るものすべてがぼくの内面へと一層深くはいり込んできて、いつもならこれで終わりというところでも、いっかな止まろうとはしないのだ。ぼくの内面には、自分でもわかりかねるが深淵が潜んでいるらしく、あらゆるものがそこへとなだれ落ちる。そこで何が起こっているのか、我ながらわからないのだ。 マルテの手記 リルケ