3年過ぎたら有料なのです

秋なのに真夏のような日々が続いている。仕事を終え、店じまいをした後で父のところに寄ってみた。暑さでぶっ倒れてるかもしれないから。父は元気だった。帰ろうとすると、「洗濯機を見てくれないか、水が漏れるんだ」という。洗濯機の下に水たまりができていた。排水口にゴミが詰まってるんだろうと観察するが、異常はない。結局、洗濯機をひっくり返して中を見てみることになった。

排水パイプがゆるんでるんじゃないかと見当をつけて見てみるが、きっちりはまっていてびくともしない。本体を分解するのも面倒だし、専門家に任せることにした。たしか長期保証がついていたはずだが、と保証書をみると3年間の無料保証がついていた。売上日は2016年9月12日。今日は何日だっけ・・・9月13日。

残念ながら修理は有料だ。なんだか悔しいので、もう一度念入りにパイプを調べてみた。するとパイプの一部に小さな亀裂を発見!ここから排水が漏れていたのだ。父に、2~3日洗濯機が使えないけどいいかな?と聞くと「オレはすることがないから洗濯が唯一の楽しみなんだ」とさびしそうにいう。スマホを取り出し、近くの電気屋に電話した。何時まで開いてますか? 9時までです。時計は8時半を指していた。ぼくは車を飛ばし、排水パイプを買ってきた