A LONG VACATION 1日目

5月の連休は家のメンテナンスに充てることが多い。家というものは何もせず放っておくと廃墟化する。廃墟の雰囲気は嫌いではない。タルコフスキーの作品に出てくる雨漏りだらけの家とか不思議な魅力がある。でも、自分が住むとなると考えてしまう

家の庭を久しぶりに歩いてみて愕然とした。玄関から見まわせる範囲はそれほど問題はないのだけど、見えないところに行ったらひどいことになっていた。奥に植わっているクロガネモチに野鳥が集まってくる。それは構わない。でもその実を食べたお礼に、いろんな木の実の種を落としていく。グミ、ビワ、ヤツデ、アケビ、その他不明な雑木。おかげでふつうの庭にはあまり植えることのない変な木が所狭しと生えている。グミは100本近く生えていた。これは庭ではなくヤブだ。鳥のやつ、まったく余計なことをしやがって

シャベルを使って根回しをし、一本ずつ丁寧に抜き取っていく。大変な作業だ。時給1,500円でもやりたくない。藪の中には既に怪しい住民が潜んでいた

まるでガイコツ。なんて気色わるいカミキリだ。写真をヨッパライ某に見せたところ、わーカワイイ!だって。やはりぼくとはずいぶん感性が違う

ヨッパライ某が手水鉢で飼っているメダカが産んだ子メダカ

アークが出てました