ラジオはテレビより近い

聞くかどうか迷ったんだけど、ヒマだったので聞いてしまった。意外だったことが二つ。一つ目は、ぼくは村上春樹の声を知っているつもりでいて、実は知らなかったということ。二つ目は、彼の声に、上手に年をとった男特有のリズムと色気が備わっていたこと。ぼくがこれまでイメージしていた村上春樹は、早口で甲高い声でしゃべっていたが、ラジオの向こうの村上春樹は、落ち着いたバーのカウンターでウイスキーを飲みながらしゃべっているように感じられた


スピーカーの音をマイクで拾ったので音は悪いです