ブラジルみたいな夏

朝起きると机に2000円置いてあった。これはいわゆる一つの今日の昼食代なのだった。家人はどこかにタイ料理を食べに行ったのだ。ポケットに2000円突っ込んで車のエンジンをかけ、どこに行くかも考えず、車を走らせた。カーステレオのスイッチを入れると、先日iPodに入れたブラジル音楽が流れ始めた。このアルバムはなかなかすごい。何がすごいかというと100曲入って900円なのだ。一曲9円。いくら安くても選曲や演奏がスカだったら意味がないが、これがとてもいい。(こちらで試聴できます)今年の夏、あなたもおひとついかがでしょう? というわけで、近くの海で昼食をとり、砂浜をテキトーにうろついて帰宅するつもりでいたのだが、ノリのいい音楽のせいで、アクセルとハンドルがいうことを聞かず、車は勝手に南へと走ってしまった。

夏といえばやはりハワイ。遠くに見えるのはダイヤモンドヘッド

ハワイといえば007

はらが減ったので海の近くのレストランに入った。遠くに見えるのは硫黄島

ナントカのバジルソースなんとか

デッキでは、あちこちでネコが昼寝していた。生まれたばかりの子猫もテーブルのそばで寝ていて、もう少しで踏んづけるところだった

硫黄島の前を、変な形の船が横切っていく

船に書いてある文字をデッキに据え付けてある双眼鏡で読むと、CMA CGMと書いてあった

レストランの横にあるアロエ畑