朝起きてみると晴れていた。あまりにも晴れていたので、今日はどこに行ってもうんざりするほど人がいるんだろうな、と思い、なんだか憂うつになった 庭に出ると、ヨッパライ某が黙々と庭の草取りをやっていた。ぼくも何かしないとマズイような気がして、火山灰のこびりついた車庫の床をデッキブラシでこすったり、庭の木の葉を切ったりした。わが家の庭はいつの間にか夏モードになっていた 午後、寿司でも食いに行こうということになった。山の上の公園に寄って、川沿いを歩いてみた 寿司屋には7時に予約を入れていたので、時間が来るまで近くの丘にのぼり、夕日を眺めた。幻日という現象が起きていた。この時期は目を瞠る気象現象がよく発生する 7時近くまで夕日を眺めていた。むかしだったら、わけもなく叫びたくなるものだったが、今はそういうことは起きない。大人になったせいかもしれない 3Dカメラで撮った寿司。平行法で見ると立体的に見えますが、つまむことはできません