Fがカウンターの向うでマンデリンを飲みながら言った。
「すげど」
訳 すごいよ
「めだかが、わーっぜおっところをみっけたど」
訳 メダカが驚くほどたくさん生息している場所を発見した。
どこ? ぼくが聞くと
「だいせーもゆうなよ、○○町の○○横の道をずーっち行ったところに…」
訳 これは二人だけの秘密だ。絶対、だれにも言わないでほしい。○○町の○○横の道を2キロほど行ったところの…
へえ、そんなところに。とぼくがいうと
「ざりがにもおっど。すげどが」と、Fは得意満面で叫んだ。
訳 なんとザリガニも生息している。どうだ、すごいだろう、ははは
そして彼は腕を組み、悩ましい顔になってつぶやいた。
「いけんすっかいねえ」
訳 発見したこのメダカをどうしたものか。家の水槽は既にメダカで満杯だし
“Fの悩み” への6件の返信
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いけんすっかいねぇ。
翻訳なしでも理解できます。
かごしま弁いいですねぇ。
Fさんと話してみたいです。
さっきはどーも。
かごんま弁、うちの子供たちはほとんど使えなくなっているようです。何十年かすれば、消えてしまうかも。使えるうちに使いましょう。
へっがでた! とか、いい味出してますよね~
うちの相づちは『ほいで。』ですよ。
鹿児島弁いいですねぇ。
消えるのかなぁ。
うちの三歳児は?けぇ?とちゃんとつかえますよ。
ほいで、は、かごんま弁?
そーいえば、最近よく耳にするのが、
だからよ!
これも相槌の一種のようなんですが、
だからよ! だからよ! だからよ~~!
マシンガンのように連発してる方がおられるようです。
ぼくは使いませんけど。これもかごんま弁なのけぇ~
だからよぉ、は鹿児島弁ではないとお舞いますが、よくつかいますね。
じゃっでよ。とかですかね?
そーいえば、だからよ、は、じゃっど、とほぼ同じですね。
かごんま弁がなくなったら、もうここはかごんまじゃないような気がしてきます。県外に長く住んでいて、しばらくぶりに帰ってきて、もしかごんま弁が聞けなかったらチョーさみしいですね。