全世界は異郷のようなもの

「自分の故郷を愛おしむ者は、まだ未熟者である。どこの土地でも故郷だと思える者は、すでにひとかどの力ある人である。だが、全世界は異郷のようなものだとする人こそ完璧なのである」
この言葉、フランスの中世の哲学者サン・ヴィクトルのフーゴーの言葉だそうです。
おととい、某新聞の「読書」欄に、ジョナサン・コット著『The Search for Omm Sety』(「オンム・セティを探して」)を翻訳した『転生 古代エジプトから甦った女考古学者』というノンフィクションが紹介されてました。ぼくはその内容に興味を持ち、さっそくネットで調べてみました。すると、この本の翻訳者のブログにたどり着き、その紹介記事を読んで、ますますこの本に興味を持ちました。そのブログの中で紹介されているのが、冒頭の言葉です。含蓄のある言葉だと思うのですが、それを深く味わうためにも、ぜひこの本を読んでみたいと思いました。

“全世界は異郷のようなもの” への2件の返信

  1. おお~っ、モウ買っちゃったんですか。
    実はぼくも、ポケットに1,000円ねじ込んで書店に走ろうとしたのですが、よく見たら1,995円もするんですね[E:sweat02]
    う~~~~ん[E:typhoon]
    でも、たぶん買うでしょう[E:sweat01]

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