夏空に白いアイスクリームが映えるように、冬の曇った空には焦げた焼芋がよく似合う。寒い冬の休日は、老哲学者のように黙々と庭の枯葉を集め、落ち葉焚きをするのが良い。人生の哲学とはそういうものだ。しかし、焚き火をすると当局に通報される。本当かどうか知らないが、最近さかんにヘリが飛び回るのは、焚き火を見つけるためだという。そういうわけなので、曇り空の今日、ぼくは哲学者のような顔で庭の枯葉を黙々と掻き集め、穴を掘って、埋めた。救いのないエンディングである。まるでフランス映画だ。そこでぼくは先日友人から頂いたサツマイモをガスコンロで焼き、それをジャケットのポケットに入れ、屋上に上がった。屋上のテーブルに焦げた焼芋を並べてみると、それはミルク色の冬空によく似合っていたのだった。
“曇り空” への6件の返信
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やっぱりこの時期は焼き芋でしょう。
私ももらったさつま芋がたくさんあるのですがほとんどオーブンで焼いてます。落ち葉で焼くのは甘みがでていいのですが時間がなかったり，へたすると炭になってしまいます。ヨーグルトとあえて食べると腸内細菌の善玉菌を殖やすとか行ってましたね。それにコーヒーとも合いそう・・・
カレンダー飾ってます，ありがとうございました。
１年分欲しいくらい・・・
寒いときは、ホクホクの焼芋がご馳走ですよね。熱い焼芋をガブっと噛んだら、それが歯にくっついて、ヒジョーに痛い思いをすることがよくあります。あ、それで思い出したんですが、犬の歯を抜く方法って知ってますか？ 肉汁で煮たアツアツの大根を食べさせると、あまりの熱さに、歯が抜けるんだそうです。まだ試してないですけど。カレンダーは、作者に頼んで、marutaさんの分もこれからとっておきますね。
今日の子どもたちのおやつも焼き芋でした。ホクホクしながら食べてました。
カレンダー，頼んでくださるのですね。ありがとうございました。でもということは，毎月コーヒーを買うことになるのかな・・・。でも１回で１００ｇしか買わないのですぐなくなるから，まぁいいか・・・
そうです、最低、月に一回は当店でコーヒーを買わなければなりません。そういう意味です。
ふっ、ワナにかかったな、あけちくん。わーっはーっはー！
ところで、そのカレンダーをデザインしたヤツが12/19日の記事の男です。
そうーなんですか？！
絵を描く人＝芸術家という式が頭にあるのですが，バリバリのサラリーマンに見えますね。まぁ，人のことをいえた柄ではありませんが・・・
今度，もしお店でお会いできたら，お礼を言わせてもらいます。
コーヒー豆がきれそうなので，またちかいうちにお店に遊びに行きま～す！
絵を描く人＝芸術家＝変人＝バカ＝天才＝大根＝白い＝塩＝サラリー
あれ？ 俺ってヒマかも。
ところで、ぼくはどんな風に見えるでしょうか。
サラリーマン時代、ネクタイはケッコウに合ってたんですけど。