午後五時の部屋

061013午後五時を過ぎた頃に、機械の部屋に夕日が差してくる。あたたかい黄金色の光が、部屋を満たす。光に包まれていると、遠くでざわめく音が聞こえてくる。ちいさい頃に、いつも聞いていた音。何の音か分からない。心臓の音のような、海の音のような。

“午後五時の部屋” への4件の返信

  1. ちいさい頃の忘れられない思いでと云えば、ちょうど今頃の季節・日暮まえの黄金色に包まれたあの感触!遊び疲れ、たんぼのなかに身を沈め、まだ家には帰りたくないという思いをなだめるかのように

  2. スプーンさん、こんばんは。
    写真の日差し。
    セピア色で イイ感じです。
    映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の1シーンを 思い出しました。
    駄菓子屋 店主のセリフ:お前と俺とは、縁もゆかりもないんだぞ!
    泣けました~。

  3. 続きです(^_^;。黄金色にひかって、夕焼けにも似たそのあたたかい色のなかに全身包みこまれ、ただただ身を任せていたのです。それ以来、二度とあのような体験はしたことが無く、何だか懐かしい思いに駆られます。

  4. ☆chikako?♪さん、前編、後編、あわせて読みました。黄金の夕日に包まれると、子供の頃の記憶が、氷のように溶けて流れ出すんですよね。不思議な気分になっちゃいます。そろそろ恍惚の人の仲間入りかもなぁ(笑)
    ☆なしごれんさん、「ALWAYS 三丁目の夕日」、泣けましたね~。
    あの頃の時代に生きてたわけじゃないのに、まるで自分の昔のことのように思い出してしまいました。
    過去があるって、すばらしいことですね。

コメントは受け付けていません。