三日

Moon_01三日月を眺めながらビールを飲んだ。屋上に上がったとき時計は11時を回っていたが、三日月はまだ寂しげに西の空に浮かんでいた。人が月面を歩き回って以来、月はつまらない星になった。

“三日” への2件の返信

  1. 人の手の届かないモノだからこその魅力ってありますね。
    手垢がついてしまった途端、興ざめしてしまう。
    わかりすぎたり、知りすぎたりしない方が
    良いってことはけっこう多い。
    ミロのヴィーナスに腕があったら、
    さぞつまらなかったろうと思います。

  2. そう、タタミと月は新しいほうがいい…
    という話じゃないですよね(笑)
    世阿弥に「秘すれば花」というのがありますが、想像力を喚起できないものは、つまらなく、タイクツですよね。
    ぼくはそう思うので、いつも「不思議」でいたいし「変」でいたい。
    これって変?(笑)

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