500円キャビア

Photo_9何年前だったか、ヨッパライ某が、どこかのスーパーでキャビアを買ってきた。安かったから二つ買ってきた、という。
「いくら?」
「500円」
そんなバカな。瓶を見ると、魚の絵と、何語かわからん字が書いてある。ふたを開けてみると、妙に粒が小さい。しかし、色はちゃんと黒い。食べてみた。変な味だった。きっとタラコに色をつけたものだったのだろう。以来、ヨッパライ某の前でキャビアの話を持ち出すのは厳禁なのだった。今朝、一人でフランスパンを切って食べていると、昨夜遅く修学旅行から帰ってきた息子が言った。
「土産にキャビアを買ってきたよ、安かったから偽物だと思うけど」
さっそくパンにのせて食べることにした。例によってフタの文字は読めない。ふたを開ける。粒の大きさといい、色といい、キャビアにそっくりだ。食べてみる。キャビアっぽい、気がする。うまかったので半分くらい食べてしまった。これはいったい何のタマゴ?Photo_10


ところで…
偽キャビアで検索すると、多くの記事がヒットします。息子が買ってきた偽キャビアは、5.8ユーロ(800円)だったそうです。容器は本物と同じものなんだそうで、いったいこんな土産を買って帰る人って…だれに上げるんだろう。そういえばぼくも、台湾でカラスミをたくさん買って帰り、人に配りました。すごく安かった。あれも似たようなものかな。

“500円キャビア” への6件の返信

  1. イミテーションキャビアって聞いたことがあります。それでしょうか?
    私はキャビアよりも数の子が好きです(笑)。お正月は数の子が楽しみです!綺麗な箱詰めよりも2級品の崩れた(かなりお安い…)ものを大量に買います。最近はまっています。

  2. 数の子、どういうわけか、数年くらい前からおいしいと思うようになりました。年のせいなんでしょうか。あのパリッとした歯ごたえがいいんですよね。魚の卵系でしたら、ぼくは断然、辛子明太。でも、あれも高いよなぁ。

  3. 今日、我が家に辛子明太が届きました。
    半年前まで鹿児島別院で仕事されてた福岡のお寺の若院さんより☆
    私はタラコ・メンタイコ大好きなんだけど、オットは「生臭い」というのです。
    おいしいものに当たったことがないらしい。
    これは絶対当たりだと思うのだけど、オットはどう判断するか。
    魚の卵では、からすみが一番好きです。台湾のもおいしいですよね~。フェットチーネにからめて食べるとウマイのです。ワインがすすみます♪

  4. 辛子明太、出張で福岡に行ったときは必ず買って帰りました。サラリーマンだった頃の話です。いろんな銘柄のがあって、迷うんですよね。
    カラスミはたしかボラの卵の燻製ですよね。
    買うと高いから、自分で作ってみようかな。
    そうか、shinoさんのお父さんに頼むという手もあるな(笑)

  5. パリはどうでしたか?
    金色のシャンゼリゼを歩いたかしら?
    あっ学生さんは夜歩かないかな・・・
    今日は雪で学校も休み、夫はまだ自宅に帰れず・・
    この冬は寒すぎます。

  6. シャンゼリゼって、とてもステキなところらしいですね。知人のお嬢さんがリゼって名前なんですが、シャンゼリゼに感動して付けた名前なんだそうです。
    息子はたぶん、歩いてないでしょう。どこに行っても昆布みたいに波打ったネクタイにハミシャツ姿。良識ある引率ならホテルに監禁するはず(笑)

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