浅煎りマンデリン

某番組の影響でスポットライトを浴びているコーヒーがある。
それはマンデリン。ただし、浅く煎った、酸味のあるタイプ。
一般に、コーヒー豆は深く煎ると、酸味が影をひそめ、苦味に偏ったコーヒーになる。例えばスターバックスのコーヒーがそれで、ここでは深煎りタイプしか扱ってない。
昨日、常連のお客様が、いつものように深煎りコーヒーのみ数種類注文された。彼女は深煎りコーヒーが好みである。
「深煎りコーヒーが好きなお客さんにはナイショにしてるんですが、じつは、こんな豆があるんですよ」
ぼくは豆を袋に詰めながら浅煎りマンデリンの話をはじめた。
「これを飲んで、しばらくすると背中のあたりがジワーッと熱くなってくるんです。脂肪を燃焼する筋肉が背中にあるらしいんですね。ダイエットに効くそうです」
「へぇ~そうなんですか」彼女は不思議そうにうなずいた。
「でも、すっぱいです。深煎りが好きな方はやめたほうがいいですよ」
今日、再び彼女はやってきた。
「どうしたんですか、昨日のは、もう飲んじゃったんですか?」
「あれ、あるんですか?」
「え?」ぼくは何のことか分からなかった。
「酸っぱいマンデリン」
彼女は酸っぱいマンデリンを200グラム買って帰られた。

“浅煎りマンデリン” への18件の返信

  1. その“酸っぱマンデリン”を10キロください!!(哀願)
    ・・・ウソです。
    中途半端なニンゲンなので、本当はシティローストがお好みです。
    豆はおおよそ何でもいいんです。
    酸っぱくさえなければ・・・(グウタラ目テゲテゲ科♀)

  2. う~ん・・・
    ダイエットには興味あるけど、すっぱいのは苦手です。脂肪燃焼は他で努力するという事で、珈琲はやっぱり深煎りでお願いします☆
    ケメックス、まだ届きません。明日あたりらしいです。

  3. ふーん、お二人ともスッパイのが苦手なんですね。
    こどもだなぁ。
    じゃないか。苦いのが好きなんだから、大人なんですね。
    totto*さん、10キロ買っていただければ、ぼくが直々にお届けしますよ。よかったら点ててさしあげてもいいです。
    べにこさん、ケメックスが届かない、ということは、まだコーヒー飲んでないってこと?

  4. プレスで飲みました。
    しかし・・・
    夫が毎日エスプレッソ用に豆を挽いていて、どうやらメモリが固まっていて粗引きできず・・・(デロンギの透明カップが上に載ってるタイプ)
    その結果、とっても粉こなの珈琲になったので・・・ケメックスを待ってます。

  5. 来ました!でも今は夫がいないので今夜あたり淹れてもらいましょう~(決して自分でしよう、と思わないあたりが素晴らしい・・・)
    今回は前回タイマーで割れちゃった奴より小さい3cup用です。保管に便利かなぁ~と思って。でもデザインがおっきい方が良かったです。たっぷりしてて。握ってみたら~ちょっと理科の実験みたい。
    フフ、楽しみ。

  6. 美味しかったです♪
    夫が会社抜け出して珈琲淹れてくれました~
    (ホントは役所に用事があったからです)
    みるくとマッチして、また香りがなんとも♪
    明日の朝は夫が早く出て行くので朝寝してたら飲めないなぁ~う=ん・・・(やっぱり自分じゃ淹れません・・)

  7. Yahoo~!
    お口に合ってよかった。でもそれはきっとご主人が淹れてくれたからでしょう。いまどき、結婚して10年以上経った奥さんに本格的なコーヒーを淹れてくれるダンナなんて、べにこさんのご主人以外にはボクくらいのもんですよ。タマにはご主人に淹れてあげてください。人が淹れてくれたコーヒーって、へたくそでもウマイんです。たとえ、口ではマズイって言っても、ココロではすごく感謝しているんですよ。男は。

  8. いえ・・・
    文句ばっかりなので、絶対しません。
    珈琲に関しては彼は譲らないのです。
    その分美味しいお料理で頑張ってますので♪フフ

  9. 私にも背中がジワーッっとする物分けてください。
    贅沢はいいません5kぐらいで・・・((笑))
    痩せたい体重=豆の重さ=スリム体形ゲット

  10. もっちゃんさん、こんばんは。
    初めまして。気安く語りかけたりしてすみません(汗)
    >痩せたい体重=豆の重さ
     ↑この部分が気になったものですから・・・。
     そういうことなら私はあと2~3キロ追加注文しなくちゃです(汗)

  11. べにこさん、さすが!うまくバランスをとってるんですね。お見事。
    もっちゃん、その計算式は初めて見ましたが、要するに5キロやせると、とりあえず幸せになれるという計算式なわけですね。
    かなり安易な計算式のようですので若干補足しましょう(笑)
    「背中がジワー」するための燃焼装置が必要です。
    つまり、+背中の筋肉1キロ。ちょっと鍛えなくちゃ。
    ほう、totto*さんは8キロですか。ふむ…
    体重を推定してもいいですか? →57キロ!

  12. こんにちは。
    あのぅ・・・、最初で10キロ注文しましたよね?
    で、それに2~3キロ追加したいってことは・・・(汗)
    ぶっちゃけ、家に体重計がないので自分の正確な体重がわからなのですが、う~ん、どう考えても50キロ台はないですね (T-T*)

  13. 実はぼく、一年前にダイエットに挑戦したんです。
    2ヶ月で12キロ減量しました。
    久しぶりにいらしたお客さんが、一瞬、あれ?という顔をされるんですね。別人のように見えたわけです。そこでぼくは言いました。
    「ぼくは弟です。そっくりでしょ?兄は今旅行中なんです」
    みなさん、けっこう信じてくれてましたよ。

  14. いえいえ、そんなさり気ないメタファーなどではなく、
    メタはメタでも、単にあからさまな
    メタモルフォセス願望の表れだと思います。

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