急に寒くなったせいで、お店にいらっしゃるお客さんの装いが急変した。箪笥の奥から取り出したのか、ナフタリンの匂いをプンプンさせながらいらっしゃる。ナフタリンは臭い。現在は、強い匂いを嫌う風潮があるから、その命運は知れている。いや、すでに蚊取り線香同様、レガシーアイテム化し、間もなく永い眠りに就こうとしている。
知らない人も多いと思うけど、樟脳(ショウノウ)の代用品としてナフタリンは登場した。ぼくは樟脳を良く知っている。洗面器に水を張り、親指大のセルロイドの船を浮かべて走らせる。エンジンは樟脳。的屋(テキヤ)のテクノロジーで走行する。
こんなこと書いても誰も知らんだろうけど。
“ショウノウ” への4件の返信
コメントは受け付けていません。
こんばんは。
爺さん・婆さんはクスノキのことを“しょのっ(樟脳)の木”と呼んでいました。
中学校の校庭にあったクスノキの落ち葉があまりにも良い香りだったので、ハンカチに包んで持って帰ったことがありましたっけ・・・(遠い目)
“樟脳船”は、話に聞いたことはあります。
「セルロイド」って言葉のもつアンティークな雰囲気っていいですね♪
そうそう、セルロイドも相当古いよね。
夜店のお面とか、下敷きがセルロイド製で、焼くと変な臭いがしてた。ところで、今じゃ街中では焚き火ができない。落ち葉が燃える匂いを知らない子供もいるんだろうね。匂いは記憶に強く結びついてるだけに残念だな。
みなさんは夢で匂いや味を体験したことがおありですか?
今は夢自体見なくなりましたが、以前のわたしは、よくカンパリを飲んだりして味わっていました。
アセアセo(^^;o)Ξ(o;^^)oΞo(^^;o)Ξ(o;^^)oドウモ~♪
夢でカンパリ。
しゃれてますね。きれいな赤とビターな風味。
おや?グラス越しに見える人影は…(笑)