海日和

午前中は忙しかったが、午後からは猛烈にヒマだった。
あのひと、このひと、そのひと、某新聞社の取材、ポツリ、ポツリ、ポツリ…
数えることができるくらいの人数であった。
外はとってもいいお天気なのだった。ぼくが休みだったら吹上浜で泳いでいるだろう。
つまり、健全な老若男女達はカーステレオにチューブのCDを突っ込んで海に出かけたのである。