修繕は続くのだった

ネットワーク用に注文したコンデンサーが届いていたのでさっそく取り付け、聞きなれたCDをかけてみる

音を聞きながら、バックキャビティの吸音材の量を調整していく

吸音材には真綿をチョイス。まず少なめに入れて聞き、次に多めに入れて聞く。チャンネル当たり18グラムでとりあえず落ち着いたが、コンデンサーの容量を変えながら、量を調整していく

なお、真綿、ってコットンではなく、シルクのことです

雨の一日

怪しい物音で目が覚めた。時計は10時を少し回っていた。ドアを無理に開けるような音。だがそれは買い物から帰って来たヨッパライ某が建付けの悪い納戸の扉を開ける音だった。カーテンを引くと外は雨

ヨッパライ某はこれから母の病院へ行くとのことだった。ドライブに出かけたい気分だったが、先日ユニットを取り替えたスピーカーのことが気になっていたので、コーヒーを飲んだ後、ネットワークの調整にかかった。ウーファーを外し、ネットワークの基盤からスピーカーにつながっているコードを外す。それを延長して、スピーカーの背面にあるダクトから出し、調整用のネットワークにつなぐ。ウーファーを元通り取り付け、試聴開始。ネットワークが外にあるから試聴しながらカットオフ周波数を変更することができる。目安は700Hz、-6db/oct。計算上では28uFくらいのコンデンサーを直列に入れればOKのはず。家にあったコンデンサーで適当に試したところ、一発目から抜けのいい、広がりのある好ましい音で鳴り始めた。先日ユニットを付けたとき、最初に出てきた音とは雲泥の差。コンデンサーの値に見当がついたので、さっそくネットで注文

新しくしたら懐かしくなくなった

先月、自宅のスピーカーの修理を始めた。中音域を受け持っているスピーカーユニットを交換する作業だ。試しに納戸に転がっていた古いスピーカーを代わりに取り付けてみたら、すごく懐かしい音がして甚く気に入ってしまい、これを使ってみよう、ということになった。しかし、このスピーカーもかなり痛んでいたので、同じものを購入することにした。

同じ型番のスピーカーなんだけど、モデルチェンジのせいで、見た目も音もずいぶん違う。しばらく鳴らしたら変化するのかもしれないが、このままだとちょっとマズイ。近いうちにネットワークをいじることになりそう

左23度に軌道修正します

この題名で記事を書くのも今日で9度目。ちょっと違うな、と感じたときや、周りの景色が同じように見えてきた時などに軌道修正は起こる。自分の意志で軌道を変えることは難しい。それは啓発書を読むことなどによる動機ではなく、日常の小さな違和感によってこそ可能だ

なんとなく魚フライ

せっかくの休みなのに予報では雨とのことだった。どこかで昼ごはんにしようと車を走らせたが、窓を開けると雨が降り、窓を閉じると雨は止んだ。ぼくは運転しながら、窓ガラスの昇降を何度も繰り返した

雨が降ると魚フライが食べたくなる。ヨッパライ某は雨の影響を受けない。ヨッパライ某は海鮮丼を注文した

海辺の監視カメラは雨でぬれていた。ポーズを取ったのに無駄だった

山の中腹にある風通しのいい店でカキ氷を食べることにした。雨が止んだのでテラス席を選んだのだけど、食べようとした途端、雨が降り出し、あわてて屋根の下に駆け込んだ