おしまい

と、いうわけで、8月も今日で終わりだ。
あいかわらずなぼくの、あいかわらずな夏であった。
ような気がする。
食べたシロクマ・・・0個
(セイカの100円シロクマと200円シロクマを除く)
でね、
明日から9月だってよ。や~ね。

はじまり

終わらないことには始まらないように、
失わないと得られないものがある。
ここ数日、疲れているのは、そのせいだと。
終わることで、新しい、もっと気分のいい何かが始まるのだ。
今ぼくはそう思いたがっている。

赤い月

070828_01どうやら今日も、そうとう暑かったようだ。昼すぎにいらしたお客様によれば、実測38度あったという。ここ鹿児島市は、場所によって、ずいぶん気温が違う。当たり前なんだろうけど、ビルが密集しているところは暑いし、川や山の近くは案外涼しい。ぼくは街の中心から少し外れた団地に住んでいるが、街のほぼ中央にある店から家に向かって車を走らせていると、吹き込む風がみるみる涼しくなってくる。
さて、今夜は皆既月食だった。家に帰って屋上に上がると、すでに赤茶けた暗い月が山の上に浮かんでいた。三脚を立て、カメラをいじっていると、後ろのほうで声がする。お隣さんが、家族そろって窓から月を観察しているのだった。ぼくはパンツ姿であったが(ブリーフではない)、周囲は真っ暗なので、ぼくの姿はもちろん、パンツなど見えるはずもなかった。安心して写真を撮っていると、思いがけず後ろでフラッシュが光った。最近のカメラは月を撮るときもフラッシュが光るのだろうか。
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湖畔の公園

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ここは、ずいぶん前に、歩き始めて間もない娘を連れて遊びに来た公園。そのとき遊んだ回転遊具はなくなっていた。
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↑○○年前のビデオから切り出した写真
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雲のスケッチブック

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閉店後、店の屋上に上がってみると、西の空にラピュタな雲がモクモクとわきあがっていた。目の前で色を変えながら刻々と変化していく。まるで生き物のようだ。そういえばカメラを持つ前は、いろんな雲をスケッチブックに描いていたっけ。あのスケッチブック、どこに行ったのだろう。

いつものように幕が開き

070825_01土日といえば変わったお客さんが多い。ような気がとてもする。言うまでもないが、変わっているという判断はぼくの主観によるもので、普遍的な基準に基づくものではない。
「ぼくのブログに写真を貼って、彼女を募集してみるってのは、どう?」
常連のお客さんに、ぼくは冗談半分に提案してみた。
「いいね」と、彼は言い、
「でも、若い女の子とか見てるの?そのブログ」
と付け加えた。
「たぶんね」
ぼくは言った。
「ふーん。じゃあ」
と、彼はメモになにやら書きつけ、ぼくによこした。
「なにか反応があったら、ここにメールして」
つまり、上の写真はそういうわけなのであった。
さて、今夜は常連のお客様Kさん宅で食事会。ぼくは、Kさんちの音のいいオーディオ装置で、ちあきなおみを聞くのを楽しみにしていたのだった。Kさんちのオーディオ装置で聞く ちあきなおみは、ぼくの知らない ちあきなおみだった。スポットを浴びた彼女が、まるで幽霊のようにスピーカーの間に浮かび上がり、ひたすら愛する人に歌を捧げていた。そのひたむきな姿に、ぼくは胸が熱くなった。かなり酔っていたせいか、こんな言葉が頭に浮かび、ぼくは切なくなった。女は女であることから逃れられない。

ひさしぶりの

070824_01ひさしぶりに風呂にはいりました。夏場は毎日シャワー。湯舟に浸かることはめったにありません。ここ数日、体調が悪く、今日はダウン寸前でした。湯舟にゆっくり浸かれば、リフレッシュできそうな気がして。ぬるめの湯に、長い時間、浸かってました。開けた窓から、鈴虫の声が聞こえてました。少しいい気分になったところで、あたまのジュークボックスからこんな歌が流れ出しました。
おやまに あめが ふりました
あとから あとから ふってきて
ちょろちょろ おがわが できました
いたずら くまのこ かけてきて
そうっと のぞいて みてました
さかなが いるかと みてました
なんにも いないと くまのこは
おみずを ひとくち のみました
おててで すくって のみました
それでも どこかに いるようで
もいちど のぞいて みてました
さかなを まちまち みてました
なかなか やまない あめでした
かさでも かぶって いましょうと
あたまに はっぱを のせました

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なにかに疲れている。
それはなにか。
それはモヤモヤして、はっきりしない。
鳥はなぜ飛べるのか。
空気は、あいまいで、つかみようが無い。
そのあいまいな空を、思うままに飛ぶ鳥。