お客さんとコーヒーを飲みながら話していたら、なぜか落とし穴の話になった。子供のころ、ぼくは落とし穴をよく作った。作り方は簡単だ。新聞紙が一枚あれば良い。てごろな空き地にスコップで穴を掘り、水を入れて土を少し戻し、泥沼をつくる。そばにイヌの糞などが落ちてたら、それも混ぜる。新聞紙をかぶせ、周囲を土や石で押さえ付け、新聞紙が見えないように薄く土をまく。あとは誰かが落ちるのを待つだけだ。他愛のない遊びであったが、今どき、こんなことをしたら、問題が起こるかもしれない。今どきの子供は高価な靴をはいているので、泥まみれの靴を見た親がカンカンになって犯人探しを始める可能性が高い。それに最近の子どもは簡単に骨折する。もちろん、ケガをさせるのは本意ではない。そもそも、空き地がないし、穴が掘れる場所もない。つまらない世の中になってしまった。
今夜の白鳥座
オルディアニ
むし暑い夜ですね
あまり涼しくないかもしれませんが
海の指輪

いいよね、おんなの人って
こんな指輪をしてたら、ちょっと気にかかる
☆手づくりビーズ、シルバーの展示会を
皇徳寺店ではじめました。
ムスクの謎

正円池のホテイアオイを眺めたあと、ひっそりした吹上浜公園を通りぬけ、松林の中を歩いて海へと向かった。時計を見ると、ちょうど12時。太陽は真上にあった。セミの声に包まれながらしばらく歩いていると、ふいにエロティックな匂いがぼくの鼻をくすぐった。それはムスクの匂い。なんで、こんなところでムスクが匂うのだ。ジャコウジカ?ジャコウネコ? まさか。ぼくはあたりを見回した。もちろん、何もいない。セミがうるさく鳴いているだけ。ぼくは再び歩き出した。すると、またもや草いきれに混じって夜を思わせる悩ましい匂いが。??? ぼくの頭はクエスチョンマークでいっぱいになった、と、目の前を、大きな黒いアゲハが横切った。ジャコウアゲハのオスだ。もしや。ジャコウアゲハのオスは、ムスクの匂いがするんじゃなかったっけ。そう、それが名前の由来じゃなかったか。
でも、これほどに鮮明な匂いを発するものなのか。道をそれ、下生えの繁茂する林に分け入って行くと、ジャコウアゲハのメスが藪の中を器用に飛び回っていた。たまに草の葉にとまるようなので、行って見てみると、それはヤマイモに似た蔓性の植物で、ジャコウアゲハの幼虫が食べるウマノスズクサの仲間らしかった。どうやら産卵している様子。
下の写真は二週間前に撮ったジャコウアゲハのメス。

ナニかが違う
Mr. Lonely
夜更けのベーコンエッグ
70パーセントの夜
星を眺めながらビールを飲んでたら、あたまの上を星が流れていった。
バイバイ
いいね、こんな夜は。
雲が流れ、木星が時々顔を出す。
湿度計は70パーセントを指している。
ビールは、すぐに汗になる。
いいね、こんな夜は。
ぼくは酔っ払って、ぼくの肌は帯電している。
(さわると感電するかもよ)
今夜もぼくはしあわせ






