灯台

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10年前、江ノ島に行った時に撮った植物園入り口と展望灯台。
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なかなかカッコいい。
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その時は温室もあった。
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こんなのも。
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今回その展望灯台はなくなっていて、新しい展望灯台が建っていた。これはこれでカッコいいのだけど。
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展望灯台横の郷土資料室に展示してあった旧展望灯台の模型。

良い疲れ

今日から仕事。朝早く起きて仕事場に向かった。今日は店で販売している15種、すべてのコーヒー豆を焼かなくてはならない。家を出て曲がりくねった坂を下りながら気づいた。いつもとハンドルのキレが違う。どうしたことか車が気持ちよくスイスイ走る。でも車の調子が急に良くなったわけではない。車は何も変わっていない。そう、変わったのはこのぼく。旅のおかげで、ぼくの体にたまっていた何か悪いものが消えたらしい。三日間の旅に出て、いつもより体を使ったし、気も遣った。実際、足や腰が今も痛い。かなり疲れている。でも、それは良い疲れのようだ。かわりにぼくの中にたまっていた悪い疲れが出て行った。

お上りツアー最終日

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暗い部屋に目覚ましが鳴った。デジタルは6:00を表示している。カーテンを開けてバルコニーに出ると、風上から青空が広がりはじめていた。持参した某珈琲店の珈琲をドリップし、それを飲んでホテルをチェックアウト、電車を乗り継いで東京駅に向かった。今日は憧れの「はとバス」に乗る日。朝食は丸の内ビル地下のスターバックスでとった。スーツの若い女性がコーヒーを飲みながらパソコンをたたいている。9時30分、はとバスは皇居に向けて走り出した。

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バスを降りて10分くらい歩くと、観光ガイドブックで見たとおりの橋がそこにあった。

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ガイドのお姉さんは、仕事とはいえ大変な博識ぶりで、彼女の話は思いのほか興味深く、また、ぼくの知らないことばかりだった。

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浅草で昼食、仲見世で揚げ饅頭を購入。2時過ぎ、はとバスは最後の目的地、東京タワーに到着。

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地上250mの特別展望台から今回二日間寝泊りしたホテルを見下ろす。その右手の広場に立っている巨大ロボットも肉眼で認めることができた。ここで自分用に土産を買った。それは、手のひらの東京タワー。(松任谷由実に同名の曲がある)
以上でお上りツアーは予定通り終了した。時間があったら、むかし住んでいたアパートを見に行くつもりだったが、時間が足りなかった。

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お上りツアー2日目

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起床6時。持参した某珈琲店の珈琲をドリップし、それを飲んでホテルを出た。駅はホテルの隣にある。ゆりかもめという無人電車に乗り、新橋で乗り換え、一路鎌倉へ。

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北鎌倉駅で降りて、近い順にお寺をまわる。なかなか楽しい。年をとって、あの世が近づいてきたせいかもしれない。

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お寺の金ぴかに飾られた仏像にはあまり興味が湧かなかったが、日がな外に座っている大仏さまは妙にフレンドリーで親しみが持てた。しかし、その後姿には男の寂しさが漂っていた。

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いくつものお寺や神社をうろついているうちに、時計は4時をまわってしまった。

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白玉ぜんざいが、とてもおいしかった。

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江ノ電に乗って江ノ島に向かった。

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ぼくが今回、もっとも行きたかったのはここだった。頂上の植物園はすっかり様変わりし、展望台を兼ねた新しい灯台が鎮座している。園内を回っていると、ところどころで懐かしい風景に出会い、古い記憶がよみがえった。

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日が沈み、暗くなるまで展望台で海を眺めていた。なぜこの場所がこれほど懐かしく思えるのか、自分でもよくわからない。母をなくした年、親戚を訪ねて夏休みの期間、茅ヶ崎に滞在した。伯母に江ノ島に連れて行ってもらったとき、ぼくは海で遊びたいとわがままを言った。でもそれはかなえてもらえなかった。小学4年の夏だ。

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日がとっぷり暮れた夜8時、バスに乗って江ノ島を後にした。

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途中、大船で食事をとり、10時過ぎにホテルに帰ってきた。
写真はホテルの隣の某TV局。

お上りツアー1日目

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朝一番の飛行機に乗ってバスに乗り換え、到着したのは海辺のホテルだった。ホテルの前には大きな橋がかかっており、その向こうには巨大な赤い塔が見えていた。チェックインまで時間があるので、クロークに荷物を預け、ホテル前の海浜公園をぶらぶら歩いた。

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岸壁には未来から来たような船が浮かんでいたが、予想に反して、その速度はあまり速くなかった。

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さらに歩いていくと、公園の一角に大きなロボットが立っていて、わっぜビックリした。やはり都会はすごいと思った。

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チェックインを済ませ、部屋に入ってバルコニーに出ると、夕日が沈むところだった。大都会に日が沈む。
つづく。

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日曜と月曜と火曜は旅に出ています

某珈琲店は、あさって5日(日)から7日(火)までお休みです。
もし、日曜日に、ぼくに会いたくなっても会えません。
もし、月曜日に、ぼくに会いたくなっても会えません。
もし、火曜日に、ぼくに会いたくなっても会えません。
でも、水曜日に、ぼくに会いたくなったら、
某珈琲店に珈琲豆を買いにいらしてください。10時に開いてます。

東京の空気

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古い人間のせいか、どうでもいいことが気にかかる。
数日前、アマゾンにminiSDを1枚注文した。
翌々日、それは不必要に大きい箱で届く。
いつものとおりだ。
箱の中は空っぽといってもいい。そのほとんどが東京の空気。
1500円以上は送料無料なので、ぼくは小さな品物を小まめに注文する。まとめて注文してあげよう、という優しさはぼくにはない。
思いついたらボタンをポチッと押す。
そういうわけで、東京の空気の箱詰めが次々と届く。
なんだかやるせない。実にもったいない。

小さい月が消えた夕暮れ

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夕方、雲が晴れて月が顔を出した。
でも、いつもの月じゃなかった。どう見ても一つしか見えない。
いつもとなりに寄り添っている小さな月はどこに行ったのか。
写真に撮ってみたけれど、やはり一つしかない。
奇妙だ。小さい月はどこに行ったんだろう。