宇宙の片隅で

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夏の終わりごろ、ぼくは波打ち際で砂遊びをしている子供を眺めていた。広い宇宙に浮かぶ孤独な青い星。その海で子供が遊んでいる。ああ、なんというすさまじい光景。

検索語

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さっき当ブログのリファラをチェックしてみたところ、googleから、ある検索ワードでここに来ている人が急増している。その語句は「村上春樹 パスタ」。なぜだろうと思って、ためしに検索してみると、ぼくのページがトップに出ている。なぜそんな語句で検索する人が増えたのかは分からないが、いずれにせよ、それをクリックしてぼくのブログに来た人はガッカリしたに違いない。「人食い魚」でやってきている人も多い。なんでそんな変なものを調べるのか理由が分からない。12月になると決まって増えてくるのが「成人式 決意」。たぶん、式辞を読むことになった人が調べているのだと思うのだけど、ぼくの書いた記事がまったく参考にならないのは言うまでもない。

沈黙の海

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ドライブの帰りに時々立ち寄る、海辺の公園。
聞こえるのは、打ち寄せる波の音、風の音。
海の底から聞こえてくる、大勢の人の声。
大きくなったり、小さくなったりしながら消えていく。

Aさんが出版した写真集

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常連のAさんが本を出版した。その本とは、ある陶芸家の写真集。写真を撮ったのは常連のrogiさん。すばらしい写真集だ。鷹師町の店に置いておきますので、見てみたい方は声をかけてください。
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Aさんから写真ファイルの提供があったので記事に追加しました。

動物

ひどい自己嫌悪に陥ったとき、ぼくは自分が社会の一員であることを忘れようとしている。誰もいない山や海に行って、自分が人間であることを忘れようとする。人間だから悩むし、自己嫌悪に苛まれる。ぼくは草木の間を徘徊する、つまらない動物だ。

左23度に軌道修正します

今日は父と激論。というよりケンカ(笑) ぼくにはどうしても父が言っていることが納得できない。おかしいと思う。そして、父もぼくの話にすこぶる不満がある。世界観がずいぶん違うのだ。おそらく、これから先もずっとすれ違うのだろう。悲しいけれど仕方がない。第一、育った時代や環境が大きく違う。翻って、ぼくと息子の関係はどうだろう。父としてのぼくは息子や娘に自分の世界を押し付けてはいないだろうか。不安になる。家に帰って、さっそく息子に話してみた。息子は困った顔をした。そう、困った父親なのだ、ぼくは。
ところでぼくは、自分の人生の軌道を次々に修正していく。壁にぶち当たるたびに世界観が変わっていくから。世界が変われば、新しい地図がいるし、軌道もおのずと修正されていく。軌道修正をしなくなったとき。それは自分が老いた、ということなのだろう。

コンデンサー交換

肉まんスピーカー用に注文したコンデンサーが届いたので、基盤からコンデンサーをはずす。

耐圧を上げたので、かなり大きくなった。カップリングコンデンサーは容量を倍に変更。右がはずしたコンデンサー。

取り付け完了。コンデンサーが大きいせいで、基盤が小さくなったように見える。パソコンにつないで、さっそく音だし。最初は眠たい音だったが、しばらく鳴らしているうちにベールが取れて、見通しのいいクリアな音に変身。小さいくせに、意外と低域が伸びている。オーディオライクな音だ。