トワイライトゾーン的午後6時

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日が沈む少し前、前触れもなくyokohama少女が現れた。そしていつものように奇妙な土産をくれた。
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それは飛行機せんべいという名の、どこか釈然としないお菓子だった。飛行機とせんべいにどのような関わりがあるというのだろう。どちらもモノコック構造だから?ちなみに味はすこぶる上等だった。
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このカメラはyokohama少女が最近手に入れた魚眼カメラ。ファインダーを覗いて驚いた。その視野の半分近くがレンズの鏡筒で占められてしまい、右半分が見えない。さすがのぼくも言葉を失ってしまった。ギョっとしてガーンとなるからギョガンカメラ、というシャレなのか。負けたよキミ

6月の雨

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ぼんやりしてるうちに6月になってしまった。アジサイはオートマチックだから問題ない。放っておいても適当に咲いてくれる。問題はバジルと朝顔だ。こいつらは植えないと生えない。つまり、ぼくはまだバジルと朝顔を植えていない。

大きな木の下の人

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農園の真ん中に植えてある大きな樹木の下に、スナフキンみたいな帽子をかぶった女性が腰掛けていた。向こうを向いているので、どんな人なのか分からなかった。ずっとおなじ姿勢で、遠くの一点を見つめ続けている。興味をそそられたが、近寄りがたい緊張した空気があたりに漂っていて近づけなかった。

誕生ケーキは手作りがええな

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これは去る17日にぼくが焼いたヨッパライ某の誕生ケーキ。手作りの雰囲気を強引に演出しているのが見え見えなのが難点であるが、虚を衝いたアイデアが光る快作といえよう。
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こちらは同じく、今日いただいたヨッパライ某の誕生ケーキ。もちろん手作りであるが、ぼくのワザとらしい手作りケーキに比べると、さりげくて上品。だれからも喜ばれる輝きが備わっている。味はやさしく柔らか、愛のこもった温かい家庭の味である。
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風の夜

台風の影響なのか今夜は風が強い。開け放った窓から木々のざわめきが聞こえてくる。ずいぶんむかし、友人の家に泊まりに行ったときのこと。夜、電気を消して布団にもぐりこんだ。暗闇の中に、波の音がずっと聞こえていた。