ボッケモン世界を行く

ローカルニュースのヘッドラインに「尾辻秀久参議院議員が…」という文字列を見たとき、ふいにこの人の本が書棚にあったことを思い出した。「ボッケモン世界を行く」1971年の本。ずいぶんむかし、この本を読んで感動したのをよく覚えている。車で世界を一周をする、痛快な冒険エッセイ。ネットで調べてみると、Amazonの古書で9,980円で売られていた。ちなみに発売価格は600円。

車はニッサングロリアだそうです。

まんじゅうは熱かった

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少し遠いが、天気が良かったので北のほうにある梅園にまんじゅうと梅干を買いに出かけた。満開のつもりでやってきたのに梅はまるで咲いておらず、来ていた多くの花見客もがっかりしていた。しかし、まんじゅう屋の後ろの赤い梅だけは満開だった。まんじゅうの熱のせいかもしれない。
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まんじゅう1個ひゃく円。その昔、ぼくはこれと似たようなまんじゅうを15円で買っていた。100円が紙幣だったころの話だ。
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ふくらんだつぼみの下で弁当を広げている人たち。

The Neverending Story

屋上に出てベンチに座り、いつものように夜空を仰ぐ。オリオンは西に傾き、星空のステージから降りようとしている。BGMはバッハのBWV639。果てしない宇宙には重厚なパイプオルガンの音色がふさわしいのだが、屋上に置いてないので、かわりにぼくが口笛を吹く。北斗七星の横を尾を曳いて星が流れる。あれだけ強く輝きながら、まったく無音。ジェット機はあれよりずっと小さいくせに唸りながら飛ぶ。ぼくの物語にはバッハが流れ、不意に流星が飛ぶ。そしてぼくはときどきつぶやく。ぼくの物語はこんなふうに続く。

ムーミン谷のカバは冬眠から覚めただろうか

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この冬、ぼくは一度も風邪をひかなかった。
だからこの冬はあまり記憶に残らないと思う。
春が来て、夏が来る。
今年は、いい夏を迎えるために、少し工夫をしようと考えている。
たとえば朝顔やヒマワリを忘れずに植えようと思う。
昨年は、うっかり植えるのを忘れていた。
それにしても冬に風邪をひかないなんて。
忘れ物をしたようでなんだか落ちつかない。
もしかして今から風邪をひくのだろうか。いやだな

二匹の犬

夜、風呂から上がって屋上に出た。遠くで犬が吠えている。それが山に跳ね返って、もう一度聞こえる。すると犬がまた吠える。犬は別の犬が吠えたと勘違いしているらしい。二匹の犬は交互に吠え続けていた。

本に埋もれて

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宮崎駿オススメの児童図書を紹介している「本へのとびら」という本をパラパラめくっていたら、ふと「ムギと王さま」の挿絵に目がとまり、思わず苦笑いしてしまった。本だらけの雑然とした部屋で女の子が本に顔をうずめている。いるよ、うちにも。夕食を作るのを忘れるくらい本に没頭しているのが

あの時君は若かった。今も若いけど

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今日はずいぶん久しぶりでしたね。
びっくりしました。結婚したなんて。2年前?でしたっけ。
しかも出産のために帰って来たなんて。
あのころとなりに座っていた無口なおじさんもきっとビックリするでしょう。うーん、あの頃が懐かしいですね。

ファーブルな一日

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写真を撮るようになって、一つのものをいろんな角度から見るようになった。そこにピンとくるものがあると、何かがシンクロするまで周辺をうろつきまわり、じっと待つ。何も起きない場合が多いが、それが終わるまで時間の許す限りそこに居続ける。よーするに、オレってヒマなのかも。

春のにおい

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いつのまにか車は南に走っていた。
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いつのまにかぼくはチューリップ畑にいた。
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菜の花も、桜も咲いていた。
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アカシアの匂いがあたりに漂っている。
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気がつくと、いつのまにかぼくは家の近くの公園にきていた。
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マジナイの文字


白熱電球タイプの蛍光灯が出回り始めた頃の話。電気代4分の1、寿命5倍、ってことで、古い電球が切れる度に、当時まだ高価だった最先端のこの電球に取り替えたものだった。ところが、この新しい電球がよく切れる。白熱灯より先に切れる。何度もそういうことがあって、ぼくはこの最先端の蛍光灯電球に不信感を抱くようになった。こんな単純な電気製品が簡単に壊れるなんて思いもしないので電気店のレシートも保存していない。以来、ぼくは最先端の電球を買うと真っ先に日付を書き記し、レシートを保存しておくようになった。ところがそれからというもの、ウソのようにまったく切れない。切れてくれない。なんだかこの数字がマジナイの文字に見えてきた今日この頃。