謎の天体
和菓子デビュー
reflection
アメリカンビューティー
安いほうの寿司定食を食いに行った
雨の日も風の日も、いつも彼は手を振ってくれる。でも、最近、少し疲れてきたみたいにみえる
たそがれ時
夕方、ヒマだったので外に出て写真を撮っていると、どこからか怪しい人影が近づいてきた。
それは某怪しい陶芸家であった。怪しい陶芸家はステキな靴をはいていた。それ、いくらだった?と聞くと、タイヨーで1000円、と言ったが、しばらくして、1500円だったかな、と言った。靴の裏を見せてもらうと悪いデザインではなかったので、ぼくも買おうかな、と思った
カマトトな午後4時
雨の月曜日
いつまでも雨がつづくのは良くない。ぼくは飽きやすい性格だから。そして今日も雨。遠くに行きたかったが、そんな気になれなかった。ちょっと遠くに行けば晴れている、というのなら、ちょっと遠くに行っただろう。しかし、ちょっと遠くも雨だった。しかたがないので辛いカレーを食べにインド料理専門店に出かけてみた。テーブルに座り、水を運んできたお姉さんに、一番辛いカレーをください、と言った。すると、ええーっ、いいんですか、すごく辛いですよ、というので、いいんです、すごく辛いので。というと、いいんですかー、ほんとーに辛いのに。というので、いいんです、ほんとに辛いカレーで。とぼくは繰り返した。するとお姉さんは、にやっと笑って奥に消えていった。しばらくしてテーブルに載せられたカレーは、どう見てもふつーのカレーだった。なんだ、同じじゃないか。ちょっと残念な気がしたが、気を取り直して一口すくって食べてみた。ふん、たしかに辛いな。ぼくはつぶやいた。たしかに辛い。しかし、カレーは辛いから値打ちがあるのだ。雨が続くとカレーが食べたくなるよね