春だったね

140202_04 こんなにこんなに明るくてあたたかい日曜日なのに、ぼくは仕事だった140202_03昼過ぎに現れた彼女はいつになく神妙な顔をして言った

「お願いがあるんです!」140202_01私のフェースブックの いいね をクリックしてください!」

彼女は3月にあるミスユニバースの全国大会に鹿児島代表で出るんだそうで、応援が欲しいとのことでした。もしよかったら(フェースブックをされていたら)、クリックをお願いします140202_05 明日は某コーヒー豆店はお休みです。うふ

山のあなたの空遠く

140127_09 早く家に帰りついたので、録画しておいた「100分de幸福論」という番組を見た。ぼくだって幸福になりたいのだ。はじめになんとかという作家が井原西鶴の好色一代男を取り上げて話しはじめたが、何をいいたいのかさっぱり分からなかった。もちろん、ぼくの理解力が足りないせいだ。続いて魔法使いみたいなオバチャンがしゃべりだしたが、これもよくわからなかった。続いて白髪の哲学者がややこしい話をはじめたが、案の定、眠くなってきてスイッチを切った

メンテナンスモード

140127_01ムーミン谷の雪は融け始めただろうか。暑い夏は疲れる。そして寒い冬はもっと疲れる。久しぶりに某温泉に行ってみた。湯船に浸かり、ぼんやり空を眺める。空はとっても青かった。
Because the sky is blue, it makes me cry.
Because the sky is blue.140127_02港の某旅館で昼食。カツオのたたきとエビフライを注文140127_03植物園のベンチでホカ弁を食べよう、とヨッパライ某が提案したのだったが、寒かったらツライと思った。でも、行ってみるとベンチは暖かかった140127_04実の生っている木を見ると無性に蹴りたくなる。しかし、この木の幹には鬼の金棒みたいに鋭いとげがびっしり生えている。いやな木だ140127_05岡林信康のあの歌。とても暗い。それを思い出すぼくも暗い140127_06川端康成の桜が咲き始めていた140127_08だんだん好きになってきた花140127_07

0時の空

140124_01やがて 一日が無限のかなたに消えようとしている
深い夜のしじまに 遠くの記憶を呼び戻し
忘れかけていた歌がよみがえる
今日もまた それぞれの思い出をのせて過ぎてゆくこのひととき

池は寒かった

140120_10 変な夢からやっと目覚め、ふとんから頭を出すと時計は9時を指していた。カーテンを引くと夢のつづきのような暗い空が墨絵のように渦を巻いていた140120_02 車は雨の中を北に向かった。北は寒い。しかも冬。ムーミンもきっと冬眠中だろう。寒い中を遊ぶときは寒い気分で遊ぶ。シューベルトの冬の旅の主人公のように。無理に暖かい気分になろうとするとあとで反動が来るのだ140120_03何も考えずに車を運転していたら山の頂に座した火山湖にたどり着いた。湖の上空は青空が広がっていたが、冷たい北風が吹いていた140120_04 何も考えずに運転していたつもりだったが、本当は違った。今朝、なんとなく梅の花が見たくなり、この湖畔に梅が植えてあったのを思い出したのだった。梅は咲いていた。だが、一輪だけだった140120_05歩いている人は一人もいなかった。冷たい風が吹いているだけ140120_06 目に映る景色も寒いものばかり140120_07 落羽松140120_09

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5年後の今日

5年前の今日、ぼくはこんな事を書いていた。

ある日、ぼくの目の前からニンジンが消えた。
目の前にニンジンがないと、ぼくは走れない。
「オレのニンジンはどこに行った」
必死でぼくはニンジンを探しはじめた。10年くらい前の話だ。
でも、最近になって、ぼくは気づいた。
「ニンジンを探すことが、オレのニンジンかもしれない」
そう、「求めよ」がぼくのニンジンだったのだ。

 その数年後、ぼくはニンジンを見つけた。でもそれは見つけようとして見つかったのではなかった。それは海でおぼれかけ、もがいていたとき偶然、海の底に揺らめく小さな光を見つけた、そんな感じだった。そのとき、どこかに隠されていたスイッチが大きな音を立ててONになった。人生が人生として姿を現し、ぼくに問い始めたのがそのときだった。