わが家に新しい電気釜が来た。これまで使ってきた電気釜、まったく問題なく炊けるのだけど、内釜の表面の皮?がボロボロ剥けて、見た目がひどい有様になっていた。先日、横浜から帰ってきた娘が、この内釜の姿に恐れをなしたらしく、新しいのを買ってくれたのだ。ついでに洗濯機も買ってくれた。これもまだ使えたのに、ちょっともったいない。ところで、これまで使ってきた電気釜、何年使ったのだろう、と思って調べてみたら、8年近く使っていた。もうそんなに経ったのか。月日が流れるのはほんとに早い
春だったね
ネジ式
もうねます
bonbon
ラーメンを食べて雪が舞う海をみた
砂浜は寒かった
上を向いて歩こう
夜、ウォーキングに出るとき、カメラは持参しない。もし職務質問にあったら、めんどうな会話になりそうだから。でも今夜は月食。月食が始まる時刻とウォーキングの時間が重なってしまった。夜空は雲に覆われていたが、雲の切れ間から顔をのぞかせてくれるかもしれない
そういうわけで、ポケットに小さなコンデジを入れてウォーキングに出た。万が一、職務質問にあっても「月食を撮ろうと思って」と言えば済むような気がした。折り返し点の公園を歩いていた時、時計の上に欠けた月が顔を出した。あわててカメラを出し、シャッターを切ったが遅かった。月は隠れてしまった
雲間から月が出るのを待ったが、出てこなかった
しばらく歩いていると、雲が薄くなってきたらしく、時々月が見え始めた
雲が切れ、あちこちで星が瞬き始めた。遊歩道の脇にあった遊具に肘をのせてカメラを固定し、ズームを望遠にして何枚かシャッターを切った。幻想的な光景だった
ヒーローになれなかった
朝、空港に人を迎えに行った後、山を越え、海の近くの食堂で魚フライを食べた。砂浜をぶらぶら歩きたかったのだけど、風が冷たかったのでやめた。家に帰りついたのは3時過ぎだった。まだ明るかったけどウォーキングに出かけた。遊歩道をしばらく歩いていくと、大きな木に小学生が群がって騒いでいた。見上げると、木の高いところにカバンがぶら下がっている。だれかが放り上げたのが枝に引っかかったらしい。小学生の一人が長い棒を持っていたので、貸してみろ、と、それをひったくり、背伸びをしながら棒の先でカバンを突っつくのだが、もうちょっとのところでうまくいかない。カバンが枝から外れそうになるたびに歓声が上がる。カバンが取れれば、ぼくは文句なくヒーローだ。だが、結局カバンは取れなかった。ぼくは棒を小学生に返し、カバンのぶら下がった木とその周囲にアリのように群がっている小学生たちを後にした