数日前、パン屋になった夢を見た。夢の中でぼくはパンを作っていた。
夜の散歩
7時過ぎ。外は真っ暗だ。仕事を終え、店の戸締りをして散歩に出かける。散歩先は父が入院している病院。病院は人気もなく森閑としている。特有の匂いもない。ちょっと不思議な感じのする病院だ。エレベーターを降り、迷路を通って病室に入る。父は寝ている。そっと近づくと、気配を感じて目を開ける。特に話すこともないが、今日は午前中、看護師から電話があったので、そのことを話してみた。転んだんだって? ああ、トイレの前で転んだ。と言って、頭のどこかをさすって見せた。どうもなってないように見えた。そして、女性の看護師が良くしてくれた、と言った。入院してるせいか、最近、笑顔がないので、笑うようなことはあるか、と聞くと、黙っていた。笑わないと体は良くならないよ、植木等みたいにね、とぼくは言った。父はむかし、植木等のマネをしてよく言っていた。わかっちゃいるけどやめられない。父は、わかっちゃいるけどやめられない何かで病気になったのだ。
山の上の美術館
二人でお鍋を
今年の銀杏
海馬 love
5年くらい前からだと思う。あまり酒を飲まなくなった。今では缶ビールを月に2~3本開けるくらい。わが家の屋上で、夕日が沈んでいくのを眺めながら、のんびり飲む。(ぼくってロマンチスト)。家の中ではめったに飲まない。ところで、アルコールは脳に悪いんだそーです。記憶をつくりだす「海馬」という器官が縮んでしまうんだって。海馬が縮むとどうなるか。困ったことに記憶力が低下する。自分がしたこと、話したことを次々に忘れてしまうのは、なんだかもったいない。ぼくはケチなので、楽しい記憶は大事にとっておきたいと思う。というわけで、記憶を大切にしたいなら海馬をいたわらなきゃ、と思った次第です
頭の働きを鈍らせるやめにくい「悪習慣」3つ
毎日の食生活や習慣が脳機能に影響する
科学的にもアルコールが脳に悪影響を与えることは実証されています。オックスフォード大学とロンドン大学の研究チームは、脳のMRI(核磁気共鳴画像法)検査を受けた平均43歳の男女550人を対象に過去30年のデータを解析した結果、飲酒量が多いと海馬萎縮を発症するリスクが高まり、記憶や空間認知に影響を及ぼす可能性があるという研究を発表しています。海馬の萎縮リスクは、アルコールを飲まないグループと比べて、週30ドリンク(1ドリンクはアルコール8グラム、アルコール度数5%のビール200mlに相当)以上の多量飲酒のグループで5.8倍、週14~21ドリンクの適量飲酒のグループでも3.4倍高まります。さらに、週1~7ドリンク未満しか飲まないグループでも、海馬の萎縮リスクを抑制する効果はみられなかったとのことです。飲み過ぎが脳によくないことは数値からも明らかになっていますが、適量のお酒でも脳にダメージを与えていることがわかります。この検査を受けた平均年齢は43歳と、決して高齢ではない現役世代の頃から影響が現れやすいということも注目に値します。
秋風
台風メシ
台風のため
趣味は分解
常連のお客さんからコーヒーミルを預かった。スイッチを入れると、すぐにヒューズが飛んで使えないとのこと。ぼくも試してみたが、スイッチを入れると一瞬モーターが回り、すぐにヒューズが飛ぶ。というわけで空いた時間に分解してみた。
プラネタリーギアを連装して回転数を落とし、トルクを上げている。本で見たことはあったけど実物を見るのは初めて。分解のおもしろさはこういうところにもある。
おそらくモーターのブラシまわりに問題が発生しているのだろう、と見当をつけてモーターを分解。
カーボンブラシの屑で汚れているが、これといった問題は見当たらない。ローターの整流子も異常はなさそう。付着したカーボンのせいで電流がリークしたのだろうか。
ブラシ周辺と整流子に付着したカーボンを除去して組み立て直し、新しいヒューズを入れてスイッチオン! モーターは一瞬動き、停止した。またもやヒューズが切れてしまった。
となると怪しいのはローター? たまたま、故障して廃棄するつもりでいた同じ型のミルがあったので、そのモーターをばらし、ローターを取り出した。
取り替えたローターにブラシをセット、組み立て直す。
スイッチを入れると何事もなかったように軽快に回り始めた。念のため、負荷をかけるためにコーヒー豆を入れてみたが、問題なく挽くことができた。