26年前の痕跡

某珈琲店は市内を流れる川の近くにある

26年前の今日、その川は派手にあふれたのだった

店の駐車スペースにある配電盤を開けると、床から130cmのところに、横一文字の細い線が見える

よく見ると、その線は泥が固まったものだ。
その日、近くの川から溢れ出た水はこの高さまで達したのだ

配電盤の底にたまった汚泥

プレゼントを買いに街へ行く

今日はオバの誕生日とのことで、デパートにプレゼントを買いに出かけた。台風が近づいているらしかったが、街に出るにはもったいないくらい晴れていた

プレゼントを買い、ちょうどお昼になったので最上階にある食堂に行ってみた。でも、なんだか今日の気分にマッチしなかったのでUターン。むかしヨッパライ某がよく行っていたという喫茶店に入り、ランチを注文。ジョアンジルベルトの古いボサノバがずっとかかっていて、いつになく軽快な会話になった

オバのところに行き、プレゼントを渡して「93歳、誕生日おめでとう!」というと、「ありがとう、でも、わたし93じゃないよ、95だよ」と言った。「え、ほんと?」ぼくは不安になって、スマホで大正15年生まれを調べてみた。やはり93歳だった。「93だよ」というと、へえ~95とばかり思ってた、と言った。若くなってよかったね~、というと、ほんとに嬉しそうだった

帰りに、シロクマでも食べに行こうか、とヨッパライ某にいうと、パフェが食べたい、というので、駅ビルに行ってマンゴーパフェを食べた。とてもおいしかったです

夏の星座

さそり座がいい感じで浮かんでいたので、ソフトフィルターをレンズに付けてパチリ。明るい恒星はいい感じに滲んでくれたのだけど、木星は明るすぎてベタッとなった。赤いアンタレスの左下にある細い線はアメリカの偵察衛星USA-215

思い出のスクリーン

水を飲みに台所に行ったら、ヨッパライ某が茶碗を洗いながらテレビを見ていた。テレビは打ち上げ花火を映していて、とてもきれいだった。大きな画面で見たらもっときれいだろうね、とヨッパライ某が言った。うん、きれいな思い出がそこにあれば、とぼくは言った。花火に限らず、海や、空や、ひまわり畑や、灯台や、レストランなどで一緒にいた人と交わした言葉をぼくはよく覚えている。そしてそれを大切にしている。しかし、ヨッパライ某などは、そのほとんどを忘れてしまっていて、あの時君はこう言ったよ、といっても、ふーん。というだけ

八月だってよ

カレンダーを8月にした

というわけで先日お客さんからいただいたブツを冷蔵庫から出した

弥五郎スイカ、というそうです。とっても甘くておいしかったです

農園の朝

おととい、仕事に出かけるついでに都市農業センターに寄ってみた。ヒマワリの写真を撮ろうと思って。日曜日の早朝とあって、道路が空いていて快適だった。駐車場に車を止め、まだ誰もいないだろう、と思いながらヒマワリ畑に歩いていくと、ベンチの横に大きな脚立を立てたまま、カメラ片手に休んでいる人がいた。何かを待っている様子だった。畑には誰もいなかった。写真を撮っていると、老夫婦が一輪車を押しながら後ろを通り過ぎて行った

夏がきた

夏が来るとワクワクしますよね!

夕方いらしたお客さんと奇しくも意見が一致した

「夏休みを指折り数えて待っていた、子供のころの記憶がそうさせるのかもしれない」とぼくが言うと、彼は「海に行ってよくガールハントをしたものですが、あの頃のことを思い出します」と笑った

梅雨明け?

大雨警報発令中とのことだったが、ぼくの予報では今日、梅雨が明けることになっていたので、梅雨明け気分を満喫するべく、海と灯台と白い雲とヒマワリが見えるところに出かけたのだった

夏の始まりにしては、ひまわりが少々お疲れ気味

昼食はこちらで

ブリ王定食とタイ王定食を注文したんだけど、タイ王定食は完売だった

家に帰り、屋上でブラックモンブラン