君は知らないかもしれないけど、ぼくはこの宇宙に一人しかいない
そう?
うん。とても貴重なんだ
ふーん
分かってもらえてうれしいよ
君は知らないかもしれないけど、ぼくはこの宇宙に一人しかいない
そう?
うん。とても貴重なんだ
ふーん
分かってもらえてうれしいよ
4日も休んだはずなのに全然休んだ気がしなかった。好きな彼女と4日間楽しく遊んだつもりだったのに、最後の日になって、ほんとうは好きじゃなかったんだと気がついたみたいに。そんな時ぼくはすっかり酔いから醒めた朝帰りの男よろしく、すべては幻なんだ、とつぶやく。動物行動学者の日高敏隆さんは、すべてはイリュージョンである、と言い切っていた。イリュージョンなしに世界は見えないのだと。
おやすみ
そんなわけで二日目の休日に突入してしまった。昨年は庭の草取りをして熱中症になったので今年の夏は家の中のメンテナンスをすることにした。数年前の台風でひどい雨漏りが発生し、壁のクロスが一部剥がれたのでそれを補修。こういう作業はめんどうそうに見えるが、やり始めると結構おもしろくなってくる。しかし、おもしろいと、だんだん飽きてくる。つまり、こういう単純な作業は1~2時間で終了させるのがコツなのだ。おもしろうて、やがてかなしき鵜舟哉。上の写真は、例年、ぼくが夏休みに作る特製冷やし中華。信じられないくらいうまい!ということになっている
次に、長年使っていた液晶テレビがこわれたので、それをゴミに出すために徹底的に分解。使えそうな部品は工具箱行き。取り外したスピーカーをどうするか迷ったが、この先使うことはなさそうなのでゴミ袋にポイ
20190813台風10号接近中 – Spherical Image – RICOH THETA
台風が近づいていて雲の流れが速い。屋上の階段室に梯子をかけ、その上に三脚を立ててパノラマ写真を撮ろうとしてたら、突風が吹いて梯子が倒れてしまい、ヨッパライ某に助けを求める羽目になった
もしも明日が晴れなら、海の近くにドライブしたい。でも、たぶん、無理
そーゆーわけで、いわゆる一つのぼく的には長い休みがはじまった。数日前、ドイツから帰省したお客さんがレジの横に貼り付けてあった《夏季休暇のお知らせ–12日から15日までお休みします》を見てこう言った。「夏季休暇って…たった4日?」
その第一日目は例によって見晴らしのいい高台にあるお墓のお掃除。バケツにひしゃくを突っ込み、強い日差しの下、墓まで歩く。セミがうるさく鳴いている。気分はもうすっかりお盆。なお、墓地を歩くとなぜかさだまさしの曲を思い出すのだった
墓掃除の次は店の大掃除。今回は仕事の合間にコツコツと機械の分解やらパイプの煤払いなどを済ませていたせいで、昼には終了させることができた。昼食はいつものように駅ビルでいつものラーメン。天気が良かったのでドライブがてら漁港近くの店で安い方の寿司でも食べようと思ったのだけど、念のため電話をしたら、予約で満席、とのことだった
おととい街に出たとき、映画館の横を通ったら「ニューシネマパラダイス、9日より上映」とのポスターが貼ってあった。ぼくはこの映画を映画館で観たいと思っていたのでさっそく予定に入れよう、と思ったものの、あの件を思い出して二の足を踏んだ。それは、この映画には173分の「完全オリジナル版」と124分の「劇場公開版」があって、その主題が大きく異なっているのだ。ぼくの場合、先に見たのが「完全オリジナル版」だったせいか「劇場公開版」は物足りなかった。逆に、「劇場公開版」を先に見た人には「完全オリジナル版」は冗長で、蛇足としか言いようのない変な付け足しがあって白ける、という評価を下す人が多い。そしてもちろん、映画館で上映されるのは「劇場公開版」。映画館のリンク先のページにある「みんなの声」という掲示板の「オリジナル版ではなくカットされているので・・・・」というスレッドがおもしろい。「完全オリジナル版」派と「劇場公開版」派が意見を戦わせていて…