デジタルプリントの夜

理由はわからないが、ぼくは暗い写真を撮るのが好きだ。昨夜は、その暗い写真をプリントするために某写真店に出向き、セルフ式の「デジタルプリント」ちゅーのをやってみた。サイズは四つ切ワイド。セルフは初体験なので、ドキドキした。完了ボタンをクリックし、出てきたレシートをカウンターに預けて待つこと20分。でけた~♪ 出来上がった写真を家に持ち帰って、ワクワクしながら袋から出した。すると、出てきたのはひたすら暗い紙だった。ただでさえ暗い写真が、真夜中のように暗い。どうやらプリンター側で自動補正をかけているらしい。たぶん、コントラストがかなり効いているのだろう。暗いのは好きだが、ここまで暗いと、好きを通り越して悲しい。とてもがっかりした。というわけで、今夜また、ぼくは写真ファイルの入ったSDカードを握り締め、再び某写真店に出向いたのだった。そして開口一番、カウンターの店員にこう告げた。「ねー、補正なしでプリントできるけ?」 すると、できる、という。なーんだ、はじめっから教えてくれたらよかったのに。で、できた写真は、昨夜とはずいぶん違い、ぼくが意図した状態に近いものだった。が、それでもやはり少々暗い。この次は「補正なし、少し明るめ」ということにしようと思った。矛盾しているけど。

23

071025_01ここ数日、涼しい日々が続いていたが、早くも暑い日が戻ってきた。エアコンを入れるかどうか迷っている午後、見覚えのある女の子が息を切らせて店に入ってきた。入ってくるなり、暑い、暑いを繰り返す。天文館から歩いてきたのだという。ぼくはエアコンのスイッチを入れた。彼女は今県外で勉強中。高校生のときからの常連で、いつも制服で来ていた。その彼女ももう23才。
「制服のころが懐かしいね」というと、
「じゃあ今度、着てくるから」と笑った。

ゲンゾー中

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おととい撮ってきた写真を仕事の合間に現像している。現像といっても、デジカメで撮った生データをパソコン上で写真ファイルに変換する簡単な作業だ。でも、はっきり言って、めんどくさい。目が疲れる。ずっとやってると、自分がバカに思えてくるから不思議だ。いや、バカに思えるって、けっこうスゴイことなのかもしれない。

ゴルゴ13夜

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きょうは十三夜である。常識的な人なら知っていると思うが、十五夜を見たら、かならず十三夜も見なくてはならない。見ないと何かが起こるかもしれない。しかし、見なくたって何かは起こる。さっき見てきたら、暈をかぶっていた。

そろそろYeah !!

コーヒー豆を焼き終え、空になったケースを車に積むために駐車場に降りると、オヤジがヒマそうに水をまいていた。
「コーヒー、飲む?」
と聞くと、飲む、とのことであった。
ふたりでコーヒーを飲みながら、
「ヒマそうやね」と聞くと、
「実をいうと、ヒマでしょうがない、何かすることはないか?」
という。実にぜいたくな話であった。ぼくが、
「明日、坊津に写真を撮りに行くんだ」というと
「趣味があるということは、いいことだ」とシミジミ言った。そして、
「おれの写真を撮ってくれ」という。
遺影にする写真がないのだ、と。いわれてみれば確かに、そういう写真がない。OK、といって、ぼくはカメラを取り出し、駐車場に出た。遺影用となると、ちゃんとした顔じゃないとまずいので、いろいろ注文をつけながら撮った。そのときカメラにはマクロレンズがはまっていたのだが、せっかくだから、と、店に戻り、ポートレート用の中望遠を取り付けて再び撮り始めた。光の回り具合がいまいちだったので、ポストにあった大きなDMを両手で持ってもらい、レフ板代わりにした。なかなか良い写真ができたと思う。

ベス単

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花の写真を撮るのは楽しい。女性を撮るのは、もっと楽しい。女性は美しく撮りたい。そのまま撮って美しければ苦労はない。071020_01女性を美しく撮るのは難しい。簡単な方法がないわけではない。ぼかせばよい。ぼくはそのむかし、女性を撮る時、必ずソフトフォーカスというフィルターを使っていた。これで撮った写真は例外なく大変喜ばれた。今朝、常連のお客様に、愛蔵のカメラをみせてもらった。どのカメラも、それぞれ表情があって、実に楽しい。女性を撮るなら、こういうカメラがいい。
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男だけの世界

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キンモクセイが咲き始めていることを春さんのブログで知った。暑い日が続くせいで、キンモクセイのことなんかすっかり忘れていた。店の駐車場にギンモクセイが植えてある。こいつは変わり者で、季節に関係なく花を咲かせ、その匂いはぼくを混乱させる。071019_01さきほどそのギンモクセイを見てきた。つぼみを見つけたが、まだ咲いていず、芳香もなかった。なお、モクセイは雌雄異株で、日本にあるものは雄株なので結実しないそうだ。

ハッピーターン

おとといヨッパライ某と夕食をとりながら、なぜか死刑制度についての話になった。ヨッパライ某が死刑執行人が書いたという本を読み、それがココロのしこりになっていて、それをぼくに述べたのだった。そこでぼくは、ぼくなりの死刑制度への考えを述べ、社会においての正義を説明しつつ、巷で騒がれているボクシングの亀田一家を例に引いた。今、マスコミはこぞって亀田一家を責め立てているが、これは非常に危険な状態だと思う。大人気無いというか、ちょっと異常だ。ゴミひとつ落ちてない社会こそが、もっとも危険な状態の社会ともいえる。(言うまでもなく、亀田一家がゴミだといってるわけではありません。念のため)この夜、話はナチスの話にまで発展したのだった。ところでさっき、行きつけのブログを回っていたら、ぼくと似たような意見があって、ちょっとうれしかったので、またまた投稿してしまった。今日3度目の投稿。ぼくもヒマだなぁ~

夜のはじまり

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さっき店の外に出たら、まだ6時半だというのにずいぶん暗い。だれかに見られているような気がして見回すと、月が出ていた。
ヤァ、あんたか。今夜もよろしく。

人の声も楽器?

初音ミクというDTMソフトが爆発的にヒットしそうな気配だ。などと訳知り顔に書いてみる。実は、今日はじめて知ったのだけど、歌詞と音符をチョチョイと入力するだけで、カワイイ女の子があなたの作った歌を美しい声で、ココロをこめて歌ってくれるという夢のようなソフトがあるらしい。それが「初音ミク」。(もしかして、もう、みんな知ってるのかな) たぶん、だれだって、自分で書いた詩をメロディーに載せ、歌ってみたい、歌ってもらいたい、と思うだろう。少なくともぼくはそう思うけど。価格も手ごろだし、買ってみようかな。ウフ。でも、声がちょっとかわいすぎるなぁ。できたら、浅川マキ、またはカルメンマキの声で歌ってくれたなら、ボク、カンゲキしちゃうんだけど。
☆ぜひ、リンク先のデモソングを聴いてみてください。
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp