ジンジャラー三日目

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数日前の朝から生姜湯を飲んでいる。某NHKラジオの朝の番組で、低体温の人にオススメ、と言っていたから素直に従ってみた。これがなかなか良いみたいで、朝はいつも不機嫌なボクが、妙に明るくなった、よーな気がする。なんというか、プラス思考的人格に変化したような気がするのだ。ボクはどちらかというと、月の裏側のようなダークサイドを好む傾向がある、と自分で思っているのだが、生姜湯を飲み始めてから、なんだか明るい、陽だまり的なものを志向するようになった、よーな気がするのだ。おそらく、生姜湯によって体温が少し上昇したのが効いている予感がする。とりあえずこのまま続けてみようと思う。

寒かった一日

寒い一日だった。低く垂れ込めた雲から冷たい雨が落ちてくる。ムーミン谷から吹き出した氷点下の冷気がこの街を襲ったのだ。ああ、気分はアイルランド。こんな夜は鍋に限る。もうもうと湯気が立ち昇る鍋のなかを箸でぐりぐりまさぐると、うおーっ!こ、これはドブネズミのシッポ!という話はあの某スポコン劇画で一躍有名になった闇鍋の世界。といった話は別の機会に譲るとして、ぼくは時々不思議に思うのだが、一般に日本女性は大根を煮たのが大好きだ。然るに女性が仕切った鍋では大根が不必要に幅を利かせていたりする。早い話、ぼくは大根を煮たのは嫌いではないが、特に好きでもないという話なのだ。もしかすると既に経験のある不幸な方もいらっしゃるかもしれないが、熱い大根は危険でもある。煮た大根はそのむかし犬の歯を抜き取るのに利用されていたのをご存知だろうか。以下、伊丹十三著「女たちよ!」より抜粋。
 犬の歯を抜き取る法である。これはごく簡単なものだ。すなわち、大根を厚切りにして、だし汁の中でぐらぐらと煮る。芯まで熱くなったらこの大根を犬に食わせればよい。犬がぱくりと大根をくわえる、と、熱のために歯がすっかり抜けて大根の中に残る、というのだ。
当然ながらこれは人間にも応用が利く。もしあなたが歯を抜く必要があるときは、煮えたぎった厚切りの大根をぱくりと噛めばよい。しかし、歯を抜く必要のない方は、くれぐれも熱い大根を噛まないよう、気をつけなければならない。なお、これを読んで歯を抜こうと試み、火傷を負ってもぼくは知らない。

こんな夜

急に寒くなってきた。そう、こんな夜は気をつけなくてはいけない。あれは2年前、今日のように寒い日だった。その夜、音もなくやってきた北の魔女は、ぼくに激しい一撃を食らわせ、何事もなかったように消え去った。その日から数週間、ぼくはチャンピオンベルトが離せなくなってしまった。気をつけよう、こんな夜は。

散髪に行った

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朝早く散髪屋に行った。まだ開いてなかったので、カバンからカメラを取り出し、散髪屋周辺の写真を撮った。
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空は黄砂も消えて青く澄んでいる。ああ、こんなにいい天気なのに仕事だなんて。
髪を切って店に着いたのが9時30分。今日は5種類の珈琲豆を焼かねばならない。焼き終わるのは昼過ぎになるだろう。
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昼過ぎ、疲れた顔で仕事男がやってきた。仕事男は、もちろん日曜日も仕事をしている。今日は鹿屋でニカテンのなんとかだったそうだ。そして今から溝辺か、どこかに行くのだそうだ。せいぜいがんばってください。

metamorphose

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アの人はいつの間にかバの人になっていた。
何が彼を変えたのかは分からない。
朝起きたら変わっていたのかもしれない。
某小説の主人公ザムザのように。
次に来るとき、カの人になっているかどうかは、だれにも分からない。
つまり、人生とはそういうものなのだ。

髪が気になるお年頃なのだった

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散髪に行きたい。髪がぼうぼうになっている。
髪が伸びると毛根への負担が大きくなって、髪が抜けやすくなる。
つまりハゲやすくなるのだ。恐ろしい。ぼくはまだハゲたくない。
早く散髪に行かなくては。
でも、行きたいが行けない。
散髪屋と定休日が同じなので、休日に散髪にいけない。
そこで、珈琲豆をあまり焼かない日の朝早く散髪に行くのだが。
でも、そういう日はほとんどない。
だいたい毎朝5種類以上焼いている。今朝は8種類焼いた。
明日はどうだろう。3種類以下だといいのだけど。
ああ髪が心配だ。

ストーブの出番

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寒くなったので床下からストーブを取り出した。このストーブは芯が綿でできてるから手入れがめんどう。ときどき専用のトリマーで焦げた芯を削りとり、形を整えてあげないといけない。手入れがよければ、きれいな青い炎で心も暖めてくれる。