うしろには夢はない

バイク少年がやってきた雨の午後、
写真を撮って、その場で見せると、

これ、遺影にいいね
というので、
じゃあ辞世の句を写真に添えておきましょう、何かいいのがありますか?
というと、ちょっと首をひねり、

ふりむくな
ふりむくな
うしろには夢はない

と言った。
後でネットで調べてみると
寺山修司の「さらばハイセイコー」という詩の一節であることがわかった

左23度に軌道修正します

とっくに夜は明けているのだが遮光カーテンのおかげで部屋は暗い。時計は10時を指そうとしていた。まだ寝ていたかったが貴重な休日なので起きることにした。今日は祝日だし天気も悪そうなので、どこかに出かけようなんて気分にならない

昼食はアベックラーメンで冷やし中華を作ることにした。毎年夏が来るとこれを作る。家族には大好評だ

今夜からまた雨が降るというので、二階のベランダの排水溝の掃除などをした。この作業を怠るとひどい雨漏りに見舞われることがある

3時過ぎ、屋上に出てヨッパライ某と雲を見ながらアイスクリームを食べた。暑いのですぐドロドロ。でもアイスクリームは融け出すころが一番うまいのだ

午後7時。暮れなずむ屋上のベンチに腰掛け、遠くに湧き上がる怪獣のような入道雲を眺めながら缶ビールを開ける。ぼくはプレミアムモルツ、ヨッパライ某はオリオン。何を選ぶかで人生は変わっていく

明日も休みなのです

早朝、雨が降る中、病院の駐車場で浅田美代子のエッセイを読んでたらいつのまにか寝てしまった。用事が終わり、どこかで昼食にしよう、ってことで、海に面した食堂に向かった

雨のドライブのいいところは、晴れた日とは違う会話ができること

雨がたくさん降ってきて、次々に海に返っていく

ビールはココロのご飯です

エンドルフィンの夏 その2

朝、店の近所

お客さんからいただいたトウモロコシ。今からかぶりつくところ

お客さんから、今年はクラゲはないの? と聞かれ、あわてて箱から取り出しました

動画で撮ってみました

ボイジャー

出勤時、台所で水を飲んでいると、テレビを見ていたヨッパライ某が言った。
この人、物理学者なんだって。
ふーん、と言いながら見てみると、その人はこのブログでも紹介したことがある理論物理学者、佐治晴夫さんだった。昨夜放送された「スイッチインタビュー」という番組の録画だという。おもしろそうだったので出勤後、仕事の合間にパソコンで見てみた。すると、佐治さんの家の棚にボイジャーの模型が飾られているのを発見。佐治さんは1977年にアメリカで打ち上げられた無人惑星探査機ボイジャーにバッハの音楽を搭載するよう提案したことでも知られている。ぼくは一時この模型が欲しくてたまらなかった。某熱帯雨林で1655円。棚の模型もこれと同じもののようだ。欲しいけど、うまく作れるか不安。時々店にやってくる仕事男に作らせることだろうか。彼はプラモデル作りの達人なのだ。どうしよう。終活中なので本気で悩む。

ハセガワ 1/48 アメリカ航空宇宙局 無人宇宙探査機 ボイジャー プラモデル SW02
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