今のところ自宅のパソコンは快調に動いている。いいことである。気になることはできるだけ少ないほうがいい。しかし、おととい一日中パソコンをいじくっていたせいで、パソコンが嫌いになった。しばらく遠ざかっていたい。でもそういうわけにもいかない。 昨夜遅く、DVDを焼く必要があってパソコンをいじっていると、どこかで「火事です、火事です」と叫ぶ声がする。時計を見ると間もなく午前0時。何事かと思い、屋上に上がってみると、火事です、と叫んでいるのは近くの某運動施設。目を凝らしてみるが、火の手が上がっている様子はない。20分くらいむなしく叫び続けていたが、やがて消防車がやってきて5分ほどで静かになった。機械の誤作動だったのだろう。
ブルー
休日の朝、窓を開けると小雨が降っていた。ブルー
パソコンのスイッチを入れ、Windowsを開くと、Blue
クラッシュダンプを調べてみると
*** STOP: 0x00000024
*** STOP: 0x0000001a
原因にばらつきがある。おそらくハードウェアの問題だ。まあ、時々止まるけど、仕事用ではないし、このまま使っていこう。と考えていたら、スイッチを入れても立ち上がらなくなった。動かないパソコンは、ただの箱。困った。しかたがないので中を調べてみることにした。ホコリだらけのパソコンの裏で派手にとぐろを巻いているコードを一つ一つはずしていく。オーディオに凝っていた頃は、いつもこんなことをやっていた。スピーカーコードやピンコードで音が激変する、とかで。
パソコンをテーブルに載せ、ふたを開けて冷却ファンやヒートシンクにへばりついている綿ゴミを竹串で取り除き、掃除機をかける。昨年掃除したので、それほどひどくはなかった。目視した範囲ではCPU周りのコンデンサーも良質なものが使われており、膨れるなどの異常は見当たらない。とりあえずメモリーを抜き差しし(雨の日にブルーになることが多かった気がするので、もしかするとメモリーの接点にかみこんだホコリが湿気を含み、リークしたのかも、と考えた)、各デバイスのコネクターをチェック。10個以上あるUSBポートのうち、オンボードの5つを残して結線を外す。ほとんど使うことのない前面カードリーダーも同じようにする。そういえばこのカードリーダーは時々使えなくなることがあった。何か問題があるかも。とにかく無駄なデバイスは外したほうがいい。元通りふたをして、コードをつなぐ。電源スイッチを押すと…無事起動。というわけで、そのパソコンからこれを書いているのですが…そろそろブルーになるころかな~
庭のつつじ
A MAN
映像も素敵だけど、クワを持って登場する主人公が、お客さんのNさんにそっくり
P・R・E・S・E・N・T
ぼくのケーキはローソクの味がするのです
宵待草
今日
生活の記録
中学校では、毎朝「生活の記録」という日誌と、英語、漢字の書き取りノートを提出することが義務づけられていた。「生活の記録」には、勉強を何時間したか、就寝と起床の時刻を記すことが義務づけられていた。最初の頃は、就寝時刻を午前3時半から4時、起床を午前7時と正直に書いていた。勉強時間は、塾を含むと毎日9時間くらいになった。僕は担任の先生から呼び出され、「頑張るのはいいが、これでは身体を壊す。もう少し、効率的に勉強して、最低8時間は寝るようにしなさい」と言われた。僕は「はい。わかりました」と答えて、担任の先生の言うことを聞く振りをしたが、生活習慣を改めるつもりにはならなかった。
これは佐藤優さんの自伝ノンフィクション、「先生と私」の一場面。ぼくはこれを読んでいて古い記憶がよみがえり、思わず感慨にふけってしまった。ぼくも佐藤さんと同じように、中学生の頃、「生活の記録」を毎朝提出していた。そして佐藤さんと同じように担任の先生から職員室に呼び出され、職員室の常連となっていた。ぼくも最初の頃は正直に書いていた。しかし、正直に書くと決まって職員室に呼び出され、勉強の時間が少なすぎる、遊ぶ時間をもっと減らしなさい、と言われるのだった。ぼくは「はい。わかりました」と答えて、担任の先生の言うことを聞く振りをしたが、生活習慣を改めるつもりはなかった。


















