ヒマ人は今なにを読んでいるかというと、あの、だれもが読んだことがある、かもしれない、メーテルリンクの青い鳥なのだった。なぜか急に読みたくなって、ネットで中古のやつを100円で買って、ヒマなときパラパラめくってるのだった。読みながら、だれだったか忘れたけど、ジョイスのユリシーズはあるていど聖書に馴染んでないと、そのおもしろさは分からない、って書いていたのを思い出したのだった。ユリシーズに限らず、あちらの文学や映画は、聖書のエピソードを知ってると俄かに深みが増し、おもしろさが倍加することが多いのだった。
みえないもの
春なのに
雨の祝日
ぼくはたぶん疲れていたのだと思う。朝起きると10時10分だった
今日はなんとかの日で、つまり、ほぼ全国的に休日なのだ。休日には日曜祝日に休む休日と平日に休むそれのほぼ二通りある
ぼくの休日は毎週月曜日。一度平日の休みを味わうと、赤い数字の休日には戻れない。そういうわけで、雨も降っているし、今日はドライブに出かけるのは止めて近くの公園に散歩に出かけた
公園には色んな植物が植えてある。買えば高そうな木や、管理の難しそうな草花。「金がかかるだろうなぁ」と、思わず現実的なことを考えてしまう。その金のかかった庭を自分の庭のように歩く。ぼくの金も少し使ってあるはずだし
昼食はスクランブルエッグとフランスパン。そしてコーヒー。スクランブルエッグはぼくが作った。家にじっとしているのももったいないので、いつものウォーキングコースをカメラを持って歩き始めた。折り返し地点の先にある急な坂を上り、明るい梅の咲く田園風景を楽しみながら歩き続けた。坂を下り、川沿いにある民家の庭先に植えてあるロウバイの様子を見に行く。満開の時期をだいぶ過ぎていたのだけど、花はまだ枝にしっかりついていた。特有の甘い香りも残っていた。期待してなかったので得した気分になった
雨の情景
あの頃、夜はまだ暗かった
モノクローム
ウルトラマンは人間ではなかった
本との出会い
出会いはその人の人生を変えていく。人との出会い、本との出会い。最近、ぼくはある本と出会った。今日それを読み終え、すぐにまた最初から読み始めた。理由はショーペンハウアーが「読書について」で指摘しているとおり。この本はぼくにとって重要な本になる。この出会いによって世界は広がりを増し、変化する。
「反復は勉学の母である」。重要な本はどれもみな続けて二度読むべきだ。二度目になると内容のつながりがいっそうよくわかるし、結末がわかっていれば出だしをいっそう正しく理解できるからだ。また二度目になると、どの箇所も一度目とはちがうムード、ちがう気分で読むので、あたかも同じ対象をちがう照明のもとで見るように印象も変わってくるからだ。
ショーペンハウアー「読書について」より
because
朝起きて空を見ると、なにも言いたくないくらい晴れていた。こんな日はどこかでスパゲティーでも食べて、草原に寝転がってコーヒーを飲みながら日向ぼっこをするのがよさそうだと思ったが、念のため、ヨッパライ某に何が食べたいか聞いてみたところ、魚が食べたい、とのことだった
魚がうまいところ。今日頭に浮かんだのは、変な顔の犬がいる海が見えるあの店だった。ここの魚定食は、見た目はぱっとしないのだけど、味はバツグン。メニューに、期間限定ウニ丼定食、というのがあってちょっと悩んだのだけど、2500円もしたので、いつものように日替わり定食にした。1080円。とてもおいしかったです。
運転しながら、映画、ベンジャミン・バトン 数奇な人生、の主人公のことを考えていた。彼は何かを求めて旅を続ける。物でも、成功でも、安住でも、名誉でもない。彼にとって、かけがえのない何か。それを求め続けることで、彼は彼になっていく。ぼくも何かを求めて旅を続けている。人生は旅そのもの
























