大人になれば、だれだって苦い思い出の一つや二つはある。
それが大人というものだ。
大人になれば苦さに強くはなるだろう。
だが、苦さに鈍くなったらオシマイだ。
心を鎧ってはいけない。
苦いものは、いつだって苦くなくてはいけない。
だれかが言った。
やさしいだけでは生きていけない。でも、
やさしくなければ、生きている価値がない。
ぼくにも苦い思い出がある。
それは、ある暑い日の午後だった。
ぼくは喫茶店の隅の席に座り、アイスコーヒーを頼んだ。
冷たい琥珀の液が喉を伝ったとき、ぼくは目を瞠った。
その苦味は「輝ける闇」とでも呼びたくなる、高く深いものだった。
今日、その苦味を再現するべく、ぼくはアイスコーヒーを作った。
しかし、何かが足りない。
だが、完成は近い。と思う。
完成したら、
スーパーギャラクティカマグナム Z アイス。
という名前にしようかな~と思っている。
Fly me to the moon
酔わせてくれよ
ここのところ、うまく酔えない。酒を飲んでも酔えない。仕事の帰り、カーラジオのスイッチを入れたら、Van HalenのPanamaがかかった。よっしゃー、と、ボリュームを上げた。窓も全開、いい気分。だが、酔えない。なぜだろう。ナニかが邪魔してる。
ジルバを踊ろう
絵文字の反省
絵文字に鈍感になってたなぁ。気をつけなきゃ。
きょうは、いい勉強になった。
それにしても、ぼくって、勉強が好きだなぁ。
がっこで勉強しなかったせいかもなぁ。
もしかして、これを読んでいるあなたも勉強が好きなのかもしれないなぁ。
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ユーミンみたいな午後
土曜日
金曜日までは比較的平穏だった当店も、土曜になると何かが急に狂ってくる。時空上の位相のズレみたいなのが生じるのだ。当店は10時開店だが、9時には常連のパチプロおじさんがカウンターに座っていた。おじさんは、店に来るたびに、ぼくにいろんなものをくれる。数日前はキャラメルをくれた。ぼくが一生懸命マメを焼いているかたわらで、おじさんはコーヒーを飲みつつ、地球温暖化問題について熱く語った。おじさんによると、地球温暖化は人類による二酸化炭素排出が原因なのだという。ほんとうだろうか。おじさんはバスの時間が来て帰っていった。10時を過ぎる頃、ぼくは本日最後のマメを焼いていた。すると、とても懐かしい人が現れてカウンターに座った。さっき上陸したばかりだという。彼は何年か前まで当店の常連さんだったが、今は南の島の住人になっている。そう、あのころはみんな若かった。あの子も、あの子も(遠い目)。彼が帰ると、入れ替わりに某電脳世界の知人K氏が現れた。彼が名乗りをあげるまで、まったくダレなのか分からなかった。そこに電脳世界のM氏が追うように登場し、二人はカウンターで肩を並べた。二人は電脳世界上では親しく話を交わす間柄であったが、カウンターに並んだ二人は赤の他人であった。ぼくが紹介しない限り、二人は永遠に他人のままのように見えた。このままでも悪くないな、と思ったので、ぼくは黙っていた。
つづく
クーラー入れて 夏がクラー
昼過ぎにいらっしゃったお客様が、開口一番に言った。
「暑いわねえ!」
と、いうわけで、今年初めてのクーラーを入れた。
昨年の初クーラーは18日であった。