苺タルト

080517_03
今日はヨッパライ某の誕生日。ぼくは竹内まりやのアルバムを、娘はピアスをプレゼント。息子はまだバイトから帰ってこないので、何をプレゼントするか不明。写真の苺タルトは、踏切横の、某ケーキ屋で買ったもの。
080517_01080517_02

口笛吹いて空き地へ行った

080516_02
いままで屋上で月を見ていた。
気がついたら口笛を吹いていた。
井上陽水の「枕詞」
そしてふと思った。
今の子どもたちは口笛を吹けるのだろうか。
むかし、教育テレビで、こんなテーマ曲の番組があった。
口笛吹いて空き地へ行った
知らない子がやって来て
遊ばないかと笑って言った
今の子どもは、口笛を吹いて空き地に行くだろうか。

ニュートンの南瓜

080515_02
店のビルの屋上は菜園になっている。先月は瑞々しいレタスが屋上一面を覆っていたが、今日、屋上に上がってみると、無駄に巨大化したパセリが菜園の大部分を占拠し、人生を謳歌していた。一方、その傍らでは、こういう場所にはふさわしくないと思える、大柄なツル性植物が四方に陣地を広げはじめていた。夕方、菜園の管理人がコーヒーを飲みに来たので、ぼくは気になったことを述べてみた。
屋上のアレ、カボチャだよね。
ああ、カボチャだ。
キュウリじゃないよね。
ああ、キュウリじゃない。
そうか、そいつは危険だな。
は?
屋上から、はみ出ていたけどね。
ほう。
はみ出たところにカボチャが生って、それが落ちたらケガ人が出る。カボチャは重いからね。
ぼくは言った。
バカバカしい。
管理人は笑った。
しかし、ぼくは心配だった。そして次のような新聞の見出しが頭に浮かんだ。
「空から降ってきたカボチャに当たり、大ケガ!」
(写真で虹のように見えるのは環天頂アークです)
080515_01

黒いオブジェ

080514_01
黒っぽい服を着ていることが多いので、黒が好きだと思われているかもしれない。黒はキライな色じゃないけれど、そんなに好きじゃない。果てしなく深い青を黒と呼ぶなら、その黒は好きだ。それは、ぼくが記憶している夜空の色。黒が似合う人はいる。友人にも一人いるが、そいつはほれぼれするほど葬式が似合う。

幻想の海

潮が引いた砂浜を、ぼくは子供のように水を跳ね上げながら走りまわっていた。驚いたカニたちが広がる波紋のように逃げ惑い、われ先に穴に隠れこむ。そんなカニに向けて、ぼくはカメラのシャッターを何枚も切っていた。
これ、昨夜見た夢。朝起きて「また変な夢を見てしまったなぁ」と思ってたんですが、今、不思議なことに気づきました。昨日まで、あんなにイライラしてたのに、今日は別人のように、穏やかな心持ちなのです。もしかして、あの夢のおかげかもしれないな、と思いました。ここ一ヶ月くらい、いろんな用事のせいで、ずっと海に行けず、昨日も、今日こそは行けるかな、と期待してたのに、やはり行けなかった。それで、今朝のような夢を見たのかもしれない、というわけです。ぼくは自分でつくった幻の海で遊び、とりあえず満足したのです。自分のことながら、みょうに切ないキモチになりました。ぼくの中には海で遊びたがるワガママな子どもがいるようです。そういえば、あのアントニオ・ガウディも「ぼくには時々海を見ることが必要だ」と言って、毎週日曜日、堤防に出かけ、海を見ていたそうです。

風のなか

080512_01
風が吹いている。屋上のテーブルに寝ころんで、雲を見ていた。よくみると、低い雲と、高い雲は、違うところに向かっている。どうしたいんだ、風。そしてぼく。

22時30分の空

080511_01
これ、今日撮った、夜空の写真。
中央付近に、けっこう有名な星座が写ってます。
(クリックすると大きな写真で見れます)
ヒント ボクがいなくなったら、この星座を見て思い出してね。

ソーボーキン

080509_01
朝、カーラジオを聞いてたら、ソーボーキンを鍛える簡単な方法、という話しがはじまった。ソーボーキンの血行が良くなると、肩こりも軽くなるのだという。というわけで、さっそくソーボーキンを鍛えることにした。ソーボーキンを鍛えるには、重いものを持ち上げればいいらしい。なーんだ、かんたんじゃん。というわけで、部屋の隅でホコリをかぶっていた鉄アレイを引きずり出し、洗剤で洗ってみた。ゴシゴシゴシゴシ。だが、いくら洗っても、鉄が金になることはない。久しぶりに持つ、鉄アレイの感触。去年は、これを持って毎日ヒンズースクワットを続け、ひざを痛めてしまったのだった。あれは失敗であった。ところで、ソーボーキンが弱ると猫背になるそうです。

静かの海

080508_01
後れ馳せながら今年最初のカップ白熊を食った。
カップ白熊は、どこで食べるとウマイだろう。
これは簡単そうで難しい哲学の問題だ。
バーカ、簡単なことを難しそうに言ってるだけじゃないの。
と、君は言うかもしれない。
反論する気はない。そんなことは、ぼくだって知っている。
ぼくは月面で食べる白熊がうまいと思う。
はぁ? ついていけないわ、バイバイ。
と、君は言うかもしれない。
でもさー、1000年後にはさー、静かの海の浜辺でさー、変なオバサンがカキ氷を売ってるかもしれないよ。