おいしいブドウ

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お客さんからいただいたブドウを食べながら、ぼくはいつのまにか小鳥になっていた。小鳥は無心にブドウを食べる。人間とは違い、小鳥は食べることが仕事だ。食べるのをサボると小鳥は死んでしまう。ぼくが一生懸命ブドウを食べていると、そこにオオカミが現れた。ぼくはパッと飛び立ったつもりだったが、食べ過ぎたせいで落ちてしまった。ぼくはオオカミに食べられてしまった。

of blue

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某珈琲店の棚には売り物が並んでいる。
欲しいものがあったら買ってもいい。
その棚に、ほうろうポットという商品が並んでいる。
色は、赤と青と白の三色。
一番売れるのが赤で、次が白だ。青はさっぱり売れない。
ぼくだったら、ぜったい青を買う。

頭で鳴り響くファンファーレ

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村上春樹の某小説を読んでると、某作曲家のシンフォニエッタという曲を聞いてみたくなった。もちろん、その時ぼくはそんなCDを持ってなかったので、youtubeで聞いた。冒頭のファンファーレとティンパニが強く印象に残った。某F少年がそのCDを購入し、先日持ってきてくれた。以来、毎日聞いている。一日一回は聞かないと落ち着かない。そして今も、あの独特のファンファーレが頭の中で鳴っている。

動物たちのサマーナイト

昨夜は恒例の某サマーナイト花火大会だったそうだ。店を閉めて帰ろうとすると、ズシーン、ドカーンと、まるでゴジラが天文館で暴れてるような派手な地響きが店を揺さぶった。ぼくはゴジラに襲われぬよう、早々に帰路に就いた。それにしても凄まじい重低音。ぼくたち人間は、その原因が花火だってことを知ってるからいいけれど、それが分からぬ動物や魚たちにとって、昨夜は恐ろしいサマーナイトだっただろうな。そんなわけで、ゴジラは来年あたり南下するらしい、というウワサがチラホラ。

夏の夜

ぼくはだいたい夜中の12時ころ風呂にはいる。風呂から上がると、パンツ一枚で、ビール片手に屋上に上がる。夜風が涼しくて、とても気持ちが良い。女性はそういうわけにはいかんだろうけどね。
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予感が当たる夜

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わが家でスイカを好んで食べるのはぼくだけだ。
「ビールは要らないから、スイカを買ってきてくれ」
と、ぼくは家人に言う。ビールもスイカも、という勇気はない。
ぼく一人しか食べないから、カットしてあるのを買ってきてもらう。
今の相場だと、四分の一にカットしたものが400円くらい。
「今日のはとっても安かったよ。298円が、その半額!!」
ぼくはイヤな予感がした。