逃避的日常

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店の中でぼんやりしていた時のこと。突如、窓の外でザザザザザザー、と、聞いたことのない音が聞こえ始めた。ぼくは想像力をたくましくして、コレはいったい、何の音だ、と、考えをめぐらした。異様な音は振動を伴ってさらに近づいてくる。ズザザザザザザゴゴゴゴ。そうだ、これは風の中のナウシカに出てくる、あの巨大なイモムシの走行音だ! ぼくは窓の外に顔を突き出し、音の主の正体を確かめた。だがそれは火山灰除去用の特殊車両であった。
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ミニチュア写真にチャレンジしてみました。
こちらがオリジナル。

冬の気配

今朝、道路に出て見上げた空は灰色だった。低い空で、温泉卵みたいに白く滲んだ太陽が弱々しい光を投げていた。ぼくは不安になった。ムーミン谷のカバたちは冬眠の準備を始めただろうか。
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ココロに石炭をくべろ

炉に石炭をくべる。
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ぼくの石炭は黒い。
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本を読んでたら、ココロに引っかかる言葉に出会った。
孤独という言葉の意味を身をもって知るとき、ぼくたちは表現することについて何かを知るように思う。 M・ブランショ

一日のはじめかた

ぼくはぼくの世界で目覚める。みんなのでも、あなたのでもない。顔を上げ、あたりを見渡すと、どこもかしこも、ほこりっぽく、もやがかかっている。ぼくは空に向かって万華鏡を回すように、ぼくの世界を調整する。それが終わるとポットを火にかけ、コーヒーをいれる。こうしてぼくの一日は始まる。
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ミダス王のカメラ

先日ドライブに行った時、某公園の池の周りで写真を撮っていたら、誤って、持っていたカメラを池に落としてしまった。池の傍らで途方に暮れていると、突然、池の中からきれいなお姉さんが出てきて、
あなたが落としたカメラはコレですか?
と、金のカメラを差し出した。
ぼくは正直者なので、違う、といってそれを押し返した。するとお姉さんは怒って池に沈んでしまった。そして二度と浮かんでこなかった。
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ぼくはその時の記憶をもとに、その金のカメラを復元してみた。
のではなく、今朝、お客さんが店に持ってらしたロシア製のカメラ。
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こちらはご存知ライカM3。もちろんドイツ製。

イワシ雲との遭遇

ここ数日、いくつかのブログにイワシ雲や鱗雲のきれいな写真が載せてあった。ぼくは残念ながらその雲を見なかった。悔しかったので、今日は仕事の合間に外に出ては空を眺めていた。でも、きれいなイワシやウロコには会えなかった。
明日こそは見るぞ。絶対に見るぞ。