
暖かい土地で生まれ育ったせいだと思うのだけど、寒い日が何日も続くときの楽しみ方を知らない気がする。たとえば、雪の降る夜は楽しいペチカ、なんて歌を聞いても、いまひとつピンとこない。

これは伊集院の紀行窯さんちにある暖炉。
紀行窯さんのブログから勝手に拝借してきました(汗)
こういうのが家にあったら、寒い冬も少しは楽しいだろうな~
暖炉の前にロッキングチェアを持ち出し、お酒をちびちび飲みながら長編探偵小説なんか読んでみたり。

奥様が作られたカップ。水玉模様がとってもかわいい。
紀行窯さんのホームページ
http://kikougama.web.fc2.com//
寒い日はまだ続く
カメラが冷たいので写真が撮れない。
だれか温かいカメラを発明してくれないだろうか。
微熱少年の夜
静かな寝室。
小さな音が、ずっと聞こえている。アフリカの太鼓のように。
それはストーブの上のヤカン。
遠い昔の記憶。
子供の頃、かぜをひいて寝込んだ記憶。
こわい目で見おろす天井の木目。
おかゆに真っ赤な梅干。
風邪の便りを受け取った
家に帰ると精米だった
目に見えない力を恐れる
ずいぶん昔の話。ぼくが家を建てる決心をしたときの話だ。ぼくは少し変わっていたのかもしれない。普通の人が求めないことをぼくは住居に求めていた。それは、目に見えない力を遮断することのできる家だった。その力とは、電磁波はもちろん、磁力、引力、テレパシー、念力など、五官で捕らえられない力全般であって、それらの及ばない場所で、ぐっすり眠りたい、と願っていたのである。今でこそ、電磁波が身体に与える影響が問題になっているが、当時はそんな事を気にかける人はまれだった。何でそんな事を真剣に考えていたのか、今では思い出せない。
寒い朝の風景
ヒゲソリの機嫌が悪い。理由は簡単だ。寒いせいである。
電池で動く道具はたいてい寒い朝にヨワイ。
寒い朝、洗面所でヒゲソリのスイッチを入れる。
ウンともスンとも言わない。
寝ぼけてるぼくは動かないヒゲソリをあごに当てたまま立っている。
苦いコーヒーを飲みながら
ぼくは今コーヒー屋をやっているのだけど、「この仕事をやってよかった」と思う時がタマにある。自分で好き勝手に始めた仕事なんだからタマに、ではなく、いつもそう思っているハズなのだが、そうでないところが残念といえば残念だ。昨日は10歳くらい年上の常連さんとコーヒーを飲んでいるうちに「人生」的な話になった。しばらく話しているうちに、その常連さんの人生を変えた本の話になった。常連さんは、その本を読んだことで世界観が大きく変わったのだという。話を聞いていて、ぼくもその本を読んでみたくなった。その本とは、エンゲルスの「空想から科学へ」。常連さんが話題に出さなければ、おそらく一生出会うことのなかった本。あとで思ったのだけど、常連さんは、その職業柄、今のぼくが読んでおいたほうがいい本をさりげなく提示されたのかもしれない。コーヒーのおかげで、いろんな人と人生の話をする機会が得られているように思う今日この頃。








