春だったね

150312_01道ばたに菜の花が咲いている。おそらく今こそが菜の花の季節なのだ。冬の真っ只中に菜の花が満開、という風景はクレジットで手に入れた贋物の春

今、ここにいる

150310_01どうしてぼくは写真を撮るのだろう。最近それが少し分かってきた。ぼくは写真を撮ることで、今、ここを生きている自分を確認しているらしい。もしかすると、スポーツをする人も、画家もそうなのかもしれない

もしも明日が晴れなら

150308_01 日曜の朝には晴れた空がよく似合う。ぼくは仕事だけど、日曜の朝はのんびり。外だって、し~んとしている。お客さんも、日曜の朝は、ぼんやりテレビなど見ているのかもしれない。ぼくは一仕事終えて店のまわりをカメラを持ってぶらつく。日曜の朝、空が明るいのはいいものだ

さらばカルミン

150305_01 ぼくが小学生のころ、遠足のおやつは100円以内と決まっていた。当時100円もあれば一人では食べきれないくらいのお菓子が買えた。グリコ10円、チロルチョコは今の3倍の大きさで10円、カリフォルニアレーズン20円、ビスコ10円、ほうれん草ガム10円、カルミンは5円。そのころ、小学生の間にはこんな言説が実しやかに伝わっていた。カルミンに含まれる特殊な成分により、これを食べると足が速くなるという。ぼくはそれを信じ、密かにカルミンを食べていた。効果はなかったと思う。

勇気があれば

150208_02 以前、このブログで紹介した「嫌われる勇気」という本。おもしろかったので店のお客さんにもお勧めしている。するとお客さんはこういう。

「あなたは読む必要ないんじゃないの」

どういう意味だろう

海を見ていた午後

これといって、いやなことがあったわけでもないのに、かなしくてゆううつな一日がはじまってしまうことがある。そんなときに聞く音楽

たおやかな声

日が沈んだころ、いつものお客さんが店にやってきた。マンデリン四つ!、彼女はいつものように不機嫌な声でいった。店内には古い日本の歌が流れていた。このころの歌はよかったね、歌手の声もたおやかだ、とぼくがつぶやくようにいうと、きびしかった彼女の顔がにわかにほころび、たおやか…。ああ、久しぶりに聞いたわ。といい、遠くを見るような目になって、しみじみと、ほんとにいい言葉だよね、といった。そして、忘れるといけないから紙に書いて、といって、その紙を大事そうにしまい、うれしそうに帰っていった

標準レンズの風景

150216_19 昨年の暮れ、安い標準レンズを買った。ボディはプラスチック製。つい笑ってしまうくらい軽い。とても気に入っていて、遠出をするときは、いつもこれを付けている。ぼくの一眼レフデビューは中学一年のときだった。そのカメラに付いていたのが55mm/f1.8の標準レンズ。きっとそのせいもあるのだと思う。標準レンズで撮る風景は、なぜか決まって懐かしい