カラータイマーの点滅
雨の休日
雨の音で目が覚めた。時計は9時15分を指している。雨の日は地球の引力がいつもより強いような気がするから不思議だ。ベッドから起き上がり、その勢いで顔も洗わずに部屋の掃除を始めた。基本的に休日はアドリブなのだ。本人でさえ今から自分が何を始めるのかわからない。休日とはそういうものだ。気が付くとぼくは熱いコーヒーを飲んでいた。何か頭を使うことを始めるのかもしれない。いやちがう。ぼくは撮りためた古いビデオのデジタイズに取り掛かっていた。自分が写っている古いビデオを見ながらぼくは重大なことに気が付いた。若いころのぼくはとても若い!当たり前のことだが、それはむかしのぼくに有って、今のぼくに無いものだった。と同時に、今のぼくに有るものが、そのころのぼくには無い。何てことだ。自分のことだからそれがよくわかる。客観的に。ぼくは変な気分になった
今宵
氷の世界
雨が続くと自宅のパソコンも不機嫌になる。一週間ほど前、なにも悪いことなんかしてないのに突然フリーズし、コントロールできなくなった。強制終了し、しばらくおいてスイッチを入れるとランプは点灯、ハードディスクも回りだしたがアクセスランプが無反応。画面は真っ暗、メーカーロゴも出てこない。BIOSが立ち上がらないのだ。この状況だと他のメディアから起動することもできない。起動を試みること数回、不安は残るものの何とか動くようになった。以降、何事もなかったように動いていたのだけど、昨夜、また同じ症状が

BIOSが立ち上がらないということで、まず思い浮かぶのはマザーボードのボタン電池の消耗。でも5年程度でカラになるものなんだろうか。(写真の丸いコインのようなものがボタン電池)
ケーブル類を元のように接続し、スイッチを入れると無事起動。CMOSをクリアしたので時計も初期に戻った。2010年。あのころキミも若かった。なんちゃって
とりあえずチェックディスクとか実行。今、このブログもこのパソコンで書いているのだけど、そろそろフリーズするかも
OFF
午前9時55分。間もなく店を開ける時間。BGMをONにし、店内の照明のスイッチを入れる。次に、店の奥にあるcoffeeのネオンサインのプラグをコンセントに突っ込む。あれれ? 点灯しない。ガーン!ついに壊れてしまったのか。毎日ずっと点けっぱなしだったからなぁ。念のため、コードの途中に付いているスイッチのON、OFFを繰り返してみた。すると一瞬、ネオンが光った。さらにガチャガチャやってると、ネオンはいつものように点灯した。やっぴー! ここのところの長雨でスイッチが錆びたのかもしれない。そういえばその昔、テレビが映らなくなるとテレビの箱をたたく人がいた。TとかUとかBとか。ん?なぜかみんなO型じゃん。たまたまだろうけど
一日の終わり
寝る前に少しだけお酒を飲む。ここのところ、それはバーボン。キッチンの横のイスに座り、ライトを暗くして時間をかけて飲む。何を考えているのか。ほとんどの場合、一日を振り返り、謙虚に反省している。だから酔えない
そんな季節
微熱少年の夜
「人生は怖れを知らぬ冒険か、それとも無かのどちらかである」
これは数日前に読んだ本に出てきた言葉。どこかの偉そうな冒険家が言ったのだろう、と思ったら、意外にもヘレンケラー。この言葉がヘレンケラーのものでなければ気にも留めなかった。似たような言葉はネットにあふれ返っている。しかし、彼女が言ったとなると意味深長だ。俄然興味がわいてきた。雨の夜、微熱少年は例によって病的に思い詰めはじめたのだった。
つづきません












