靴を洗ったわけ

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海に向かう途中、道路端に、すてきな木を見つけた。ゲゲゲの鬼太郎に出てきそうな怪しい木だ。
「よーし、帰りにあの木の写真を撮ろう」
ぼくは決めた。
海は強い北風のせいで荒れていた。浜辺を歩いていたら、波しぶきでメガネが曇ってきた。これじゃあ写真は撮れそうにない。砂丘に座ってコーヒーを飲むつもりだったが、それもあきらめた。
「しかたがない、あの木の写真を撮って帰ろう。帰って映画でも見よう」
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その木は道路端の小さな墓地の中央にあった。大きな木なので、離れないと全体が撮れない。今日は標準レンズしか持ってこなかったから。ぼくはファインダーを覗き込んだまま、後ずさっていった。後ろにドブ川があるとも知らずに。
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小学校跡にあった、おおきなイチョウ。

ロケットは錆びていた

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朝起きると、青空がどこまでも広がっていた。というわけで、弁当を持って、どこかに出かけた。車は走り出したが、どこへ行くかまだ決めてなかった。とりあえず串木野に進路をとって走り出したが、弁当を食う場所が思いつかなかった。071119_02それに、今日は早めに帰って、久しぶりに映画を見ようと思っていたので、車をUターンさせ、平川動物園に向かって走り出した。平川動物園は、家から近い。車を思い切り飛ばせば5分で到着、するのは難しいが、20分もかからない。平川動物園のとなりに大きな公園がある。名前は忘れたが、とても立派で、すばらしい公園だ。もちろん、タダだ。展望台で、景色を眺めながら弁当を食い、コーヒーを飲んだ。ズームレンズのテストを兼ねて、コスモスやバラの写真を撮った。071119_03とても満足できる公園だった。映画を見たかったので、動物園はやめにして、2時過ぎには帰路に就いた。ナントカという映画を見た後、なぜか急にあの映画が見たくなって、ちょっとだけ見た。
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答えはアンダースタンド

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寒い一日だった。なぜ寒かったかというと、鹿児島のアルプス、霧島に行ったからである。霧島は寒いところなのだ。その証拠に高千穂河原のそば屋ではストーブを焚いていた。(アルプスといえば、一昨日フランスに向かったOさん夫妻は、今頃ジュネーブに向かって車を飛ばしているかもしれない)ぎっくり腰がまだ痛いので、チャンピオンベルトをきつく締めて出かけた。運転中はまあよかったが、山道を登るときには、何度か鋭い電気が走り、息が止まった。071112_03紅葉を期待して出かけたのだったが、えびの高原はほとんど散っており、高千穂河原もかなり散っていた。とにかく寒く、腰に響いたので、どこかで日向ぼっこをしようと国分の城山公園に車を走らせた。公園は定休日で観覧車などは止まっていたが、入園は自由であった。長い影を引きずってトボトボ歩いていると、耳の長い変な猫を見かけた。しかしよく見ると、それはウサギであった。そっと近づいて、お手、お手、と言ってみたが、反応はなかった。071112_05ウサギは頭が悪く、何も憶えないという話を聞いたことがある。その昔、ヨッパライ某が「あたし、ウサギみたいって言われた~」と喜んでいたが、喜んではいけなかったのだと思う。今、ウサギの写真を見ていたら、ふいに井上陽水の歌に「ブライト・アイズ」というステキな曲があったのを思い出した。大好きな曲で、カセットに入れて繰り返し聞いたのだったが、どんな曲だったか忘れてしまった。映画「ウオーターシップダウンのうさぎたち」の主題歌だった。
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雨の木

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朝から冷たい雨が降っている。休日に冷たい雨が降ったら、どうしよう。そうだ、あそこに行こう。というわけで、車は、指宿の某温泉に向かっていた。この温泉は貸切りになっていて、内湯と外湯がある。ぼくは雨の降る外湯に浸かって、空を仰ぎ、口をあけた。うめ~。今日の雨はなかなかうまい。温泉を後にし、池田湖を見下ろせる公園に行った。071105_01霧に煙る池田湖。ぼくはいつの間にか“霧の摩周湖”を布施明の声で口ずさんでいた。車は湖を半周し、開聞岳のふもとにある某植物園に向かっていた。雨の植物園も風情があってよい。植物園の主役は、もちろん植物なのだろうけど、雨が降るとそれが際立つように感じる。雨音に隠れて、植物たちがひそひそ話をしているような気がしてくる。

ROUTE226

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車は指宿スカイラインを南に向かっていた。優しい気持ちになりたくて、フラワーパークの花でも眺めながら、ぼ~っとコーヒーを飲もうと思っていた。しかし、ぼくは気分屋だった。突然、坊津方面に行きたくなってしまった。車は知覧ICの先でUターンし、川辺ICで降りた。071029_04今日は弁当持参だったので、磨崖仏で有名な清水岩屋公園で昼食にした。川辺の街を抜け、薩摩半島最大の川、万之瀬川を渡って交差点を右折。万之瀬川沿いの道路を下りきったところが加世田の街だ。そこを左折して枕崎方面へと向かう。途中、小さな交差点を右折して坊津に突入。曲がりくねった山道を走り抜けると、眼前に海が開けた。071029_03銀色に輝く海に漁船が一艘。車を停め、写真を撮る。今日は花の写真を撮るつもりだったので、持ってきたレンズは標準マクロ一本だけ。でも、それでよかったのかもしれなかった。単レンズなので、逆光でもゴーストが出ない。空はぼんやりと煙っていて、いまいちスカッとしない。夕焼けの海を撮りたかったが、風が出てきて空は次第に曇りはじめた。
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夕日

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久しぶりに丸一日休みが取れたので、南薩方面にドライブにでかけた。07102_03
朝寒かったので長袖を着て出かけたのだが、昼は暑くて後悔した。が、夕方になると急に風が冷たくなり、やっぱり長袖を選んでよかったな、と思った。
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雨の向こう

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今日は南方にある台風の影響で雨が降る、ということになっていた。でも、ぼくの車は小雨の降る中を南に走っていた。予報では、車の向かっている海沿いの土地も雨。しかし、雨の向こうは晴れている、という確信がぼくにはあった。071008_02山を超え、コスモスの揺れる、ゆるいカーブを下り切ったころには、ワイパーはいらなくなっていた。でも、空は厚い曇が広がっている。海に着いた。海は空の色を映すから、暗い灰色に沈んでいた。でも、ぼくはなにも不満はなかった。灰色の海がぼくにとても似合っている。曲がりくねった海岸道路を走っていると、いつの間にか雲は薄くなり、晴れ間が見えてきた。だれもいない展望台で、熱いコーヒーを飲んだ。海から風が吹き続けていた。いい気分だった。

アートの森に行ってきた

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某コーヒー店は、祝日だろうがなんだろうが、月曜日は定休日。霧島アートの森は同じく月曜日が休館日だが、祝日は開いている。
と、いうわけで、アートの森で開催されている「ヤノベケンジ展」に行ってきた。
070917_04入場料はちょっと高めだったけど(といっても、800円)、かなり楽しめた。天気が良かったので、芝生のきれいな、野外展示場を時間を忘れてブラブラうろついた。作品を見るのも楽しいが、作品を眺めている人を観察するのもおもしろい。やがて観察するのにも飽きてきて、アートの森をあとにした。車はえびの高原に向かっていた。070917_03高原が近づくにつれ、道路わきに停車中の車が目立ってきた。何事かと思ったら、野生のシカが道路端まで出てきていて、それを車を停めて写メしているのだった。ぼくはシカには興味ないので、さっさと通り過ぎた。えびの高原の土産物店にはいると、宮崎県知事のイラストの入ったのぼり旗やポスター、商品群に圧倒された。イヤ~、これはすごい。鹿児島の土産物店では見たことない風景だった。あたりまえだろうけど。
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サンマはsummerの終わり

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白いレースが、朝の空気をはらんで、ふわりと広がる。
使いこんだ丸テーブルに、手作りのケーキがよく似合う。
今日は定休日。
山を越え、晴れた南の海に、サンマを買いに出かけます。
  続きは、帰ってから書きます。  10:18AM
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と、いうわけで、無事帰ってきましたが、疲れてベッドに横になってたら寝てしまい、今起きました。今日の目的は笠沙町にある某店で安いサンマを山ほど買うことだったのですが、行ってみると1匹100円。以前、トロ箱に盛ったサンマを10匹100円で買ったことがあったので、今日は100匹買ってやろう!と意気込んでいたのでしたが。とりあえず、いつものようにスパゲッチー用にヒゲナガエビを買ってきました。また次回チャレンジしようと思います。
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昼食は、東に開聞岳、南に黒島が臨める、亀ヶ丘の展望所で弁当。ほんとは、いつものように断崖絶壁に建っている東屋に行くつもりだったのだけど、間違ってさらに高いところに来てしまった。だ~~れもいない。とても静か。
しばらくここで、ぼーーーーーっ、としてました。
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帰りに吹上浜に寄り、海を眺めてました。夏にサヨナラ
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では、今からヒゲナガエビのペペロンチーノを作ります。ハラヘッタ~

湖畔の公園

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ここは、ずいぶん前に、歩き始めて間もない娘を連れて遊びに来た公園。そのとき遊んだ回転遊具はなくなっていた。
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↑○○年前のビデオから切り出した写真
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