朝起きると晴れていた。雲一つない青空だ
冬が終わった記念に、南のハーブ園でハイビスカスシャーベットを食べることにした。いつものとおりだ
ミモザはまだ三分咲きといったところ。甘酸っぱい匂いが春を告げている
早咲きの桜。こちらは七分咲きといったところだ
道に迷うのが得意なのです
昨日あんなに晴れていたのに、休日の今日は雨。天気が悪いと、ほんとにがっかりする。今日は雨の中、ある年上の男性とドライブをすることになった。療護施設で長年生活している知人に会いに行ったのだけど、方向音痴のぼくがナビのない車を運転し、人里離れた山中を走っていくと…思った通り、道に迷ってUターン。その年上の方とは、店のカウンターでコーヒーを飲みながら、映画やオーディオ、写真のことなどを時間を忘れて話をする間柄。楽しいひと時を共有できる数少ない知人の一人。でも、人の幸せとは何か、といった人生的な話題になると話はまるで噛み合わなくなる。物事を見る角度の違いだけでは説明できない、大きな溝がそこにある。二人で療護施設の知人に会いに行くことになったのも、その溝に小さくとも橋のようなものを架けることができやしないか、と、ぼくが提案したからだった。車は迷いつつも、目的地に向かっていた。助手席の彼もいっしょになって探す。「そこの交差点を右ではないか」と彼は言う。ぼくはハンドルを右に切る。二人が求めているものが同じだったら、いつか同じ場所にたどり着けるはず。療護施設での三人の会話は、おのずと深いものになった。意見が鋭く対立するようなことがなかったのは、それぞれ虚心坦懐に相手の意見に耳を傾けたからだと思う。橋が架かったかどうかは、今の時点ではわからない。施設からの帰り道、彼が話された、ツルゲーネフの小説の話が興味深かった。その話に込められたテーマがまさに、その懸け橋のように思えたのだったが。
家に帰り、ヨッパライ某をさそって遅い昼食に出かけた。山の向こうのソバ屋で、ヨッパライ某はソバを、ぼくはうどんを注文した。いつも思うのだけど、ここの味付けは濃すぎる。帰りに海に寄った。冷たい雨が降り、風もあった。傘を飛ばされないようにしながら写真を撮った
なんとなく魚フライ
A LONG VACATION 8日目
A LONG VACATION 6日目
正月くらいは高い方のスシを食ってもいいんじゃないか、ということで漁港近くのすし屋に出かけた
いつも食べている安い方のスシには入っていない、イクラとウニが高い方のスシには入っているのです。うふ (STEREOカメラで撮ったので立体視できる人には飛び出して見えます かも)
今日の目的は、高い方のスシと、廃墟化している某アミューズメントパークを見に行くこと
銀河スライダー。10年前はこんな感じでした
帰りに近くの海に寄ってみた
波打ち際に立って海を見ていたら雨が降り出した
海を見ていた午後4時
夜の植物園
reflections
靴の中は砂だらけ
暖かい日
天気がよかったので南に走った
山の上にある公園
写真を撮っていたら知らないおじさんがやってきて、どこから来たの、と声をかけてきた。ぼくが子供だったら知らないおじさんには気をつけるのだけど、ちがうので言うことを聞いてあげた
おじさんは、今年の紅葉はあまりきれいではない、といって、どこかに行ってしまった
ヨッパライ某に、昼食は寿司でいい?と聞くと、パスタがいい、というので、車は左に折れ、小さな山を越えた。いつもの海辺のレストランに寄ってみたが、まだ休業中だった
もうひとつのレストランでヨッパライ某はパスタを注文し、ぼくは魚のバジルソースなんとかを注文した。今日は暖かかったせいか、チョウがたくさん飛んでいた。いい気分で峠を走っていると、どこからかモンシロチョウが飛び出してきて車のどこかに当たった。明日の虫たち新聞の片隅にこういう記事が出るかもしれない。「スピード超過の車が道路を横切ろうとした峠のモンシロ君をはね、そのまま逃走」