ヒマワリを見てシロクマを食べて怪獣映画を見た

160808_01人それぞれだろうが、ぼくの物語に登場する夏の風景にはヒマワリ畑があって、むかし見た映画よろしく、無数の黄色い花が風に揺れている

160808_02ぼくはそこでなにやらぼんやりしたメッセージを受け取る。それはちょうど、過酸化水素水に二酸化マンガンを投入してプクプクと酸素が発生するのに似ている

160808_03睡蓮の池の傍らで無心にトンボを追いかける人。ふとキリコの絵を連想

160808_06

窓の向こう

160801_01海の近くで寿司を食べ、海辺の喫茶店でカキ氷をしゃくる、というストレートな計画を立てて南に走った。海辺の喫茶店には夏しか行かない。窓際の席に座り、海を見ながらカキ氷を食べる。

また夏が来た。ぼくは一年ぶりに店の前に立った。ガラス窓に紙が貼ってあった

150817_01昨年の8月、窓の向こうで食べたカボチャのカキ氷

夏だべ

160725_01朝起きると6時だった。いつもは7時半頃に目が覚めるのだが、休日の朝はなぜか早い。パソコンを立ち上げ、天気予報を見ようとしたら突然ブルーバックになった。以降、電源は入るのだが、何度やっても起動しない。コード類を全部外し、ふたを開けて点検。せっかくの休みの朝がパソコンの修理の時間になった

160725_02パソコンの修理を終え、車の1000km点検に出かけた。ぼくは9時に予約したつもりでいたのだが、車屋に行くと、まだ閉まっていた。ガラスドアには10時開店と書いてあった。1時間もあるので、磯海水浴場に行ってみることにした。途中、じゃんぼ餅屋に寄って、朝食にしようと思ったが、こちらも閉まっていた。海水浴場では何か催し物があるらしく、テントが立っていた

160725_03 1000km点検を終え、南に走った。いつもの駅に寄ってみたが、ヒマワリはもう終わりが近かった

160725_04港町にある道の駅で海鮮丼を食べ、灯台を見に行った。ヒマワリを見て灯台を見ると、なんとなく夏を実感する

顔の惑星

160718_09今日は海の日なんだそうだ。というわけで、山の上にある美術館に出かけてみた

160718_01山の上の美術館では「顔の惑星」という美術展をやっていたが、これが変態的な趣向を帯びていてとても面白かった。この絵は額に収まっているのだけど、膨らませたビニール袋に描いてあり、見る人にぐっ、と迫ってくる

160718_08家の玄関に一つ欲しい

160718_02近くで見ると、なんだか臭ってきそうな…口臭が

160718_05ウーパールーパーパーティー。左の作品は、200円投入すると綿菓子も作れます

160718_03負けそう

160718_06オモシロ怖い

160718_04

Erina

どんな人が作っているのだろう。と思って美術館のHPを見たら、普通の女の子だった

160718_07腹が減ってきたので美術館を後にした

160718_10ウーパールーパーを見てたらウナギが食べたくなったので、曾木の滝公園でウナギを食べることにした。ここの茶店のウナギ定食はなぜか安い。写真は曾木発電所遺構。ダムの水位が低いので、今はこんな感じ。鶴田ダムに行こうとしたが、途中、通行止めになっていてUターンを余儀なくされた

160718_11東洋のナイアガラ。滝の向こうの橋は無くなっていたが、橋脚がまだ残っている

雨のち曇り

160711_01朝から雨が降っている。休みの日くらい晴れてくれ。午前中は銀行に行った。ずいぶん待たされたが、原因はこちらにあった。昼食は、さっぱりしたものが食べたい、ということで、海に面した食堂に行き、安いほうの海鮮丼を注文。海沿いの道路は崖が崩れ、片側通行になっていた

160711_03家に帰って、久しぶりに映画を見た。字幕に「人生」という文字がたくさん出てくる映画だった

160711_02映画を見終わって雨戸をあけると、外はまだ明るかった。雨がやんでいたので、屋上に出てビールを飲んだ。西の空に黒い飛行機雲が浮かんでいた

問い

160704_01車の慣らしを兼ねて、太平洋を眺望できるあの岬に出かけることにした。この岬に立つと、だれもが人生の大きな問いについて思わず考えてしまうという

160704_02人生の問いは大きすぎて見えない。そこで、海の果てまで照らす巨大なレンズを使い、霧に煙る深い闇を端から探るように照らしてゆく

160704_03だが、答えが見つかる保証なんてどこにもない。見つからなくてあたりまえ。しかし、だからといって何もしないのは戦わずして負けることだ。人生とは戦いそのもの。そしてその最大の敵は自分。自分ほど厄介な敵はいない。旧約聖書にこうある。「怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は城を攻め取る者にまさる」。そういうわけで、ぼくは入場料200円を払い、長い階段を上りはじめた

160704_04ヨッパライ某も人生の問いに囚われてしまったようだ。海を見つめたまま動かない

160704_05入場料700円を払ってイースター島にも寄ってみた

160704_06昆虫の標本展示会をやっていた

160704_07オズの魔法が解けるのを待っている人たち

慣らし運転

160627_01車を買い替えたので、とりあえず慣らし運転に出かけることにした。今時の車には必要ないかもしれないけど、やっぱり気になる

160627_02エンジンの回転を抑えるために山道を避け、海沿いの平たんな道を選んだ

160627_03どこに行っても雨が降っていた。窓を全開にできないので、新車特有の接着剤みたいな臭いをずっと嗅ぎながら走った

160627_04途中、ナビが危険を知らせてきた。なかなか楽しい。でも、ヨッパライ某は、うるさい、と文句を言っていた

160627_05

雲の中

160620_02コーヒーをポットに詰め、雲を見に出かけた。今日はなかなかいい雲が出ている

160620_01途中、漁港近くの寿司屋に寄って安いほうの寿司を食べた

160620_04半島最西端にある展望所に上った。湿度が異常に高い

160620_08発電機のプロペラは雲に埋もれていた

160620_05いつもの廃墟に寄ってみた。廃墟はますます廃墟になっていた

160620_06

160620_07

雨の植物園

160613_01 雨が降っている。こんな日は雨戸を閉め、部屋を暗くして映画なんか見るのがいい。でも、どうしても今日はドライブに出かけなくてはならなかった。行くところがあるからではなく、車をどこかに走らせなくてはいけない。そうしないと、必ず後で後悔することになる

160613_02 車は半島を貫く山脈の稜線上を走りつづけ、怪獣池を半周し、某火山の麓にある植物園に到着した。激しくはないが、小降りでもない雨がホワイトノイズのように降り続いていた

160613_03傘をさして園内を歩く。傘の真ん中に穴が開いていて、そこから雨が落ちてくる。先日、傘の骨が折れたので修理したのだけど、その時に開いたらしい

160613_04 200円のビニール傘を修理して使う人はあまりいないかもしれない。修理したといっても、なんとか使える程度になっただけで、骨はいくつか外れたまま。踏みつけてへこんだ洗面器みたいな有様だ

160613_05こんな傘が似合うのは俺くらいかも。でも、自分で修理した傘をさして雨の中を歩くのは愉快だ

160613_06雨の日に植物園にやってくる人はいないだろう、と思って歩いていたが、どこにも変わった人はいるもので、一組の変なカップルと一人のマスクをした女性とすれ違った

160613_07昼食は安いほうのソーメン流しセットにした。一皿少ないだけなのに、どこか侘しさが漂う。お茶もいっしょに写せばよかった

160613_08

スパゲティーを食べて灯台を見た

160606_06今日はちょっといいことがあったので、海の近くのレストランで食事をすることにした

160606_02ぼくはボンゴレの大盛り。特大エビのなんとか、というのも食べたかったけど、今日の気分はなんとなくスパゲティーだった

160606_01これを食べたくて、ここまで来たのです

160606_03ヨッパライ某が灯台を見たいというので、雨の中、畑の中を海まで走った

160606_04

160606_05帰りにいつものジャズ喫茶に寄って、ビールを2本飲んだ