南の植物園から郵便物が届いた。黄色い花が咲いているという
海沿いの道を南に下り、潮が引くと歩いて渡ることのできる、あの島に寄ってみた。今日は360度カメラで撮ってみた。真ん中にいるのはぼく。自撮り棒の先にカメラを付けてシャッターを切っているところ
青空に映える黄色い花
唐辛子の花も咲いている
ジェット機の写真をたくさん撮った
周囲から聞こえてくる会話は日本語ではなかった。カンフー映画の世界に紛れ込んだような不思議な気分になった
今読んでる本にこんな言葉が紹介されていた。「いかなる問題も、それを作りだした時と同じ意識レベルで解決することはできない」アインシュタイン
ぼくの目の前には人生レベルの問題が山積みだ。(問題を作るのが得意なので)でもそれは決して悪いことではない。そもそも、目の前に深刻な問題があるのに、それに気づかず安心しきっているという状況が最も質が悪い。問題に気づけば解決に向けて努力もできる
問題を解くにはそれを俯瞰できる、より高い次元の視点が必要だ。思考レベルを上げ、高い視点を得るにはどうすればよいか。今日の場合、答えは柳の木の下にあるような気がした
思考レベルを上げると腹が減ってくる。深い思考はラーメンとチャーハンに相当するエネルギーを消費する
目覚ましを切って寝たのに、目覚ましが鳴る時間に目が覚めた。あと1時間寝たかったのに。休日らしい一日はいつもより遅く起きることから始まる
天気は下り坂。お日さまも傘をさしている。こんな日はあまり遠くに行く気になれない。走っているうちに気分まで曇ってくる
海の食堂で魚フライを食べ、波打際をぶらぶら歩いた。波が飽きもせず砂浜を洗っている。海は宇宙の一部だし、ぼくだって宇宙の一部だ。寄せては返す波を見ていると、いつしか宇宙とぼくは重なって、海や砂に溶けていく
引き続き、おもちゃカメラのテスト。旅行に持っていこうと思うので、使い慣れておこうと思って
近くのショッピングモールでメガネと靴を買ったあと、海沿いの道を南下して某温泉町のユニクロで服を買い、港にある海の駅で昼食にした。ヨッパライ某は海鮮丼、ぼくは刺身定食を選んだ。ヨッパライ某に、この刺身、スーパーで買ったらいくらくらい?と聞くと、780円、と言った
いつものように灯台を見た後、どこか海の見えるところでおいしいコーヒーを飲みたいね、とつぶやくと、あそこがいいんじゃないの?というので、進路をあそこに変更した
畑の中を走ってると道端でソラマメを売っているのを発見し、急にソラマメが食べたくなった。手作りケーキのコーヒーセットを注文するつもりだったのだけど、ソラマメのキッシュも追加した。ここのキッシュはほんとにうまい
マスターの話によると、ここのところイノシシが頻繁に出没し、派手に庭を荒らしまわっているとのこと。都会育ちのぼくには興味深い話だったので、さっそくカメラを持って探しに出かけたが、残念ながら見つけることはできなかった
それぞれのケーキの説明があったのだけど忘れてしまった。真ん中のピンクはラズベリーなんとか。どれも本格的にうまかった
そろそろあそこのウメが満開だろう、ということで、雨の降る中、北に車を走らせた
目的地に着くころには雨も止み、晴れ間が見えてきた
いつもならこの時季、お昼時になると多くのグループがウメの下で弁当を広げているのだけど、今日は全くいなかった。ぼくは静かな人間なので、この方が落ち着く
地面を這うように広がっている梅の木。このあたりは引力が強いせいでこうなるらしい
枝もひん曲がっている
昼食は海の向こうの島でとることにした。港にある食堂に行き、おすすめの、鰤王定食というのをいただいた。1200円。刺身もあら煮もとてもおいしかったです
変わったトイレのある公園に行ってみた。とても景色がよかったです
右にある橋も写したかったので、パノラマモードで撮りました
ボンタンソフト。ほんのり苦みがあって、とてもおいしいです
夏は好きだけど春より先に来ては困る。そうだ、夏はしっかリ春を味わった後に、そして、じめじめした梅雨の後に来なくてはいけない
高村幸太郎も同じようなことを言っていた。
いやなんです
あなたのいつてしまふのが――
花よりさきに実のなるやうな
種子よりさきに芽の出るやうな
夏から春のすぐ来るやうな
そんな理窟に合はない不自然を
どうかしないでゐて下さい
型のやうな旦那さまと
まるい字をかくそのあなたと
かう考へてさへなぜか私は泣かれます
小鳥のやうに臆病で
大風のやうにわがままな
あなたがお嫁にゆくなんて
智恵子抄「人に」
小鳥のやうに臆病で、大風のやうにわがままな、あなたがお嫁にゆくなんて。
春もわがまま。待ってくれと叫んでも、笑いながら逃げていく
泣きながら君のあとを追いかけて
花ふぶき舞う道を
ころげながらころげながら
走りつづけたのさ
もとまろ「サルビアの花」
真剣なまなざしでチューリップの写真を撮っている女の子。彼女はどんな気持ちで撮っているのだろう。そこに何を感じているのか。異性のぼくには想像がつかない
今日は年に一度の定期検診の日。週に一度の貴重な休日なのに自由に使うことができない。雨が降ればあきらめがつく。でも、朝から思い切り晴れていた
病院に行くたび本気で思う。健康って本当に大切。気をつけなきゃ!って。でも、すぐに忘れてしまう。検査が終わったのが11時。いそいでポットにコーヒーを詰め、海沿いの道路を南に向かった。怪獣池近くのイタリアレストランでランチ。ぼくはスパゲティの大盛りを注文。とてもおいしかったです
植物園でチューリップの写真を撮っていたら、どこからかミモザの匂いが漂ってきた。ふと、心のどこかで窓が開き、冬がそそくさと出て行った、よーな気がした
春の色。春の音。春の匂い
イズノオドリコが咲きはじめていた
ミモザが甘酸っぱい匂いをあたりに漂わせていた
夕食はヨッパライ某が作ったハンバーグ。とてもおいしかったです