A LONG VACATION 4日目

コーヒーを持って屋上に上がると、お日様はとっくに昇っていた。今日はたぶん、いつもとちがう朝。海が輝いていた

わが家の一年はおでんで始まる。
由来は不明。
いつの間にかそうなっていた

天気がよかったのでスリッパを洗った

山を越え、海に出た。
砂浜は落書きだらけ。
きっと若い人が書いたんだろう。
わかる。
気持ちはわかる。
おじさんにもそういう頃があった

今日は元旦。
新しい年。
そういえば何かいつもと違う気がするが、
気のせい

正月モードの頭を
写真で表現すると、
こんな感じ

空をノーチラス号がゆっくり潜航中

それは海底二万マイルに出てくる潜水艦のことです

初日没

年末恒例、レンジの大掃除なのだった

早朝の病院の駐車場はとても寒い。エスキモーみたいなダウンジャケット、分厚い靴下、ウルトラヒートテック、そんなものを着込んでヨッパライ某の帰りを車内で待つ。病院が開くまでの時間を含めると約2時間半。その間、先日購入した、礒山雅 (著)、マタイ受難曲を読みはじめた

バッハのマタイ受難曲が好きな人なら、この本は興味深く読める、と思う。
熱帯雨林の説明書きにはこうある。
荘厳な響きと、雄大な構想により、西洋音楽の歴史において圧倒的な存在感を誇ってきた“マタイ受難曲”。イエスの捕縛から十字架刑、そして復活までの物語を描いたこの作品には、罪を、死を、犠牲を、救済をめぐる人間のドラマがあり、音楽としての価値を超えて、存在そのものの深みに迫ってゆく力がある。いまなお演奏ごとに、そして鑑賞のごとに新たなメッセージが発見され続ける、すぐれて現代的なテーマを秘めている。バッハ研究の第一人者が、バッハの手書き譜や所蔵していた神学書など膨大な資料を渉猟し、ひとつひとつの曲を緻密に分析して本国での演奏にまで影響を与えた古典的名著

どこかで昼食にしよう、ってことで、いつものように山を越え、漁港近くのスシ屋に走った

近くの丘にのぼって、海を見下ろす。冷たい風が顔に当たってひりひりする

ぼくは安い方のスシ定食、ヨッパライ某は煮魚定食。とてもおいしかったです。ちなみにこのスシ屋、いつも昭和の歌謡曲が流れている。帰る時にかかっていたのはブルーライトヨコハマ。たぶん、知っている人はもうほとんどいない。

今日は年末の大掃除の一つを終わらせる予定だ。家に帰りつき、作業を始める前に屋上で熱いコーヒーを飲んだ

換気扇とレンジの掃除を開始した。例によって、換気扇のファン、金属フィルター、ガスレンジのバーナーや五徳を特殊な液体に漬け込む。約2時間で、こびりついた油汚れがごっそり取れる。ラクチン!

年末の風呂掃除を終わらせたのだった

起床10時20分。今日は定休日。でも一日中、雨との予報。そういうわけで、今日は例年30日に行っている年末の風呂掃除とトイレ掃除を終わらせよう、との計画を立てた。

その前に腹ごしらえと食材などの買い出し。山を越え、海沿いの道を走って海辺の物産館の食堂へ。鹿児島産赤エビが安かったので、それを購入

風呂掃除とトイレ掃除を終え、夕食の準備。買ってきた赤エビを使ってパスタを作ることにした。今回はスーパーで見つけた、茹でるのに16分もかかる太い麵を使ってみた

赤エビとナスとズッキーニとトマトのパスタ。麵が太いせいか、独特の食感。とてもおいしかったです。いつも使っているイタリアの麵の方が好みだけど

あしたも休みなのです

今日は定休日。天気がいいので昼食は怪獣池のパン屋のテラスで食べよう、ってことになった。途中、海の駅に寄って、変な野菜とか売ってないか探したがなかった。

ヨッパライ某はバジルなんとか、ぼくはタコのなんとかセットを注文。とてもおいしかったです

池の近くの見晴らしのいい山に登ったが、もやがかかっていて遠くは見えなかった

海の横のプール

海に面した美術館で絵を鑑賞

落葉

今日は定休日。目覚ましが鳴らないので自然と目が覚める。寝ぼけマナコで時計を見ると9時10分。予報では午前中はくもりのはずだったがカーテンの隙間から日が射している。朝から天気が良ければ5時に起きて海の向こうの千本イチョーとかいうのを見に行く予定だったのだが

山の上でソバでも食べてイチョーを見ようか、ってことで南に車を走らせた

ソバ屋の帰りに水車カラクリで有名な神社に寄った。イチョウとモミジがとてもきれい

水車カラクリ

池にはオタマジャクシがたくさん泳いでました。春だなぁ、みたいな

落葉のじゅうたん

北風が吹いていた

今日は月曜日で定休日。天気はまあまあだが、冷たい北風が吹いていた。どこかで温かい食事をしたいと思ったが、頭がぼーっとしててなかなか思いつかなかった

ネットで地図を開き、食事のできる店を探していたら、車で1時間くらい北に走ったところに、おもしろい名前の店を見つけたのでそこに向かった。ヨッパライ某はBランチ800円、ぼくはダブルチーズ何とかを注文。
今写真を見て思った。一緒に運ばれてきたソースをかけてから写真を撮ればよかった!

食後の腹ごなしに、近くの火山湖に寄って池を一周

カラスではなさそう

トンボが飛んできたので、どこかにとまったら写真を撮ろうと目で追っていたら、ぼくの右肩にとまった

ラクウショウ

ラクウショウの気根

I never promised you a rose garden

今日は第一火曜日で定休日。いつまで寝てても誰も文句は言わない(まさか)

秋バラが咲いているというので動物園横の公園に出かけてみた

冬が来る前に暖かい日差しを浴びたバラを見れるなんて。貴重

木枯らしが吹く寒い夜、陽光うららかなバラ園を歩く夢が見れたらいいな

キバナコスモスが満開

山の上でソバでも食べよう、って、いつものソバ屋に行ったら休みだった

同伴者に、トンカツとシナチク入りのラーメン、どっちがいい?と聞くと、シナチクラーメン、との返事だったので隣町のラーメン屋に車を走らせた

途中、二週間前に行ったひまわり畑に寄ってみた

シナチク入りラーメン

道の駅に寄ったらズッキーニが売っていた

というわけで夕食はズッキーニとエビのトマトソースパスタになった

雨の中の二人

今日は3ヶ月に一度の歯のメンテナンスの日。いつものように技工士のおねーさんから小さな手鏡とハブラシを持たされ、テクマクマヤコン「奥歯の内側はこんな風に磨くのよ、ゴシゴシ」と指導を受ける。自分でも思うのだが、なかなか上達しない。する気もない

雨が降り出した。予報通り。ワイパーをきしませながら車は山を越え、海に向かう。昼食は例によって海の横の食堂。ここでは魚フライ一択。同じものを食べ続けているのですぐにわかるのだが、少し前からフライが薄くなった。そして今回、ついに魚が入った小鉢が一つ消滅し、価格も2割ほど上昇。寒い

小雨の降る中、傘をさして波打ち際をとぼとぼ歩く。足跡が残ることもない。ぼくの人生のように。急に風が出てきて横殴りの雨となり、ズボンがびしょびしょ

車を道路際に止め、雨の海を見るともなく眺めつづけた。別れ話を切り出すのをためらっている二人のように

途中、ナフコに寄ってタッパーを買った。雨に濡れたカメラをそのままにしておかず、乾燥剤と一緒にしばらく入れて乾かそうと思って。効果があるかは不明

メイドインジャパン

今日は定休日で休み。天気もいいし風もない。というわけで数日前メルカリでポチった望遠レンズのテスト撮影に出かけることにした。ボディは傷だらけだけど光学部はカビもクモリも傷もない。新品同様だ。マウント部と前後のレンズ面をアルコールで清掃し、カメラに取り付けた。

漁港近くのスシ屋に行って安い方のスシ定食を注文。食後に近くの丘に上ってレンズのテスト撮影を開始。何枚か撮っているうちに、あることに気づいた。なんとレンズの付け根にガタつきがある!これは大きな問題だ。昨夜は三脚に据えて撮影したので気づかなかったのだが、今日は手持ちだったのですぐに気づいた。

安物買いの銭失いとはこのことだ。とてもがっかり。このレンズはアダプターを取り換えることで、ほとんどのカメラに装着できる。気になったのはこのアダプターのレンズ本体との接合部分が樹脂製だったこと。ぼくはてっきりこの部分が摩耗して隙間が生じているのだろうと思った。しかし、点検してみると樹脂は摩耗しておらず、どういうわけかカメラと接合する金属製のマウントをとめている3個のネジがすべて緩んでいたのだった。というわけでカバーを取り外し、マウントをとめているネジを締め付けて修理完了。やれやれ

フィルムカメラ時代のレンズ。Made in Japan

晩秋のひまわり

昨夜見た木星は実に美しかったな、あーゆーのはやっぱり望遠鏡で直接見ないとダメなんだ、写真やテレビなんかで見るのは別物だ、なんて話を延々と続けながら車は山に向かって走っていた

毎年今頃、山奥の村落でやっている「晩秋に咲くひまわり」

ひまわりとセミの声は、ぼくの記憶の中ではワンセット。だけど、ここはとても静か。もちろんセミの声は聞こえない。不思議といえば不思議な風景

近くの廃校に寄ってみた

昼食はカツオで有名な港町で

ヨッパライ某はかつお船人飯、ぼくはかつお丼。とてもおいしかったです