ピンクのギンリョウソウ

朝からドライブに出かけるつもりだったのだが、ヨッパライ某が足をねん挫したとのことで、午前中は買い物に出かけることになった。一週間分の食材と湿布薬を買った。買い物を終え、ぼくだけ出掛けてどこかで昼食にするつもりだったのだけど、既に12時になろうとしていたので、スパゲティーを作って家で食べることにした。ヨッパライ某が自分用に買った魚フライ弁当はおかずになった。

店のお客さんから、ギンリョウソウがたくさん生えてたよ、との情報があったので、今日はそこに行く予定だったのだ

雨上がりの登山道を時々滑りながら登っていくと、やっとギンリョウソウに出会うことができた。

ちょっと赤っぽい。2022年11月に発表された世界で2種目となる新種のギンリョウソウ。「キリシマギンリョウソウ」と命名されたそうです。

高原からの帰り道、バンビと遭遇しました

枝豆が100円だったよ、とのことで、夕食はビールと枝豆など

ペパーミントブルー

朝起きて屋上に出ると気分よく晴れていた。車の窓を全開にして夏っぽい音楽をかけながら海沿いの道路を北に走ってあの島に渡っていつもの店で魚料理を食べて灯台に行ってコーヒーを飲んで帰りにソフトクリームを食べようかな、と一瞬考えたが、昨夜、釣りに行ったお客さんから頂いた魚を刺身や煮物にして腹いっぱい食べたばかり

魚料理はやめにして、今日はスパゲッティーにしよう、と考え、北に走った。港町にあるパスタ屋さんで注文したのは、生ハムと大葉のなんとかと小柱とバジルのペペロンチーノ

帰りに海に寄ってブラブラ

ヒメジョオン

小雨に煙った公園は墓地のようにひっそりしていて、時折、なにか思い出したように鳴くホトトギスの声がやけに大きい

ヒメジョオン。むかしある歌を聞いて好きになった

同じ場所を道に迷った者のように歩き回っているうちに、ふと識閾が曖昧になり、ぼくが何故ここにいるのか分からなくなる

山を越えて海に向かった。田んぼの土手をヒメジョオンが埋め尽くしていた

昼食はいつものように漁港近くのスシ屋で

くもり空

病院の駐車場でヨッパライ某を待つ間に読もうと、自宅の本棚から数冊持ってきた。小説が一冊、対談が三冊。どれも吉行淳之介のもので学生の時に買ったもの。対談から読み始めたのだけど、これがやたらとおもしろい。カルーセル麻紀や藤本義一との対談などを読みながら、自分がこの対談の影響をずいぶん受けていることにちょっと驚いた。

南の植物園のジャカランダがそろそろ咲く頃だ、ということで、海岸通りを南に走った。左手に島が見える頃、ヨッパライ某が、人が渡っている!と叫んだ。へー靴が汚れるのにね~、キミも行ってみる?と聞くと、うん、というので行ってみることにした。行ってみると、いい風が吹いていて気分がよかったので、ぼくも真ん中あたりまで歩いてみた。案の定、砂は柔らかく、靴の中は砂だらけになった。
砂洲の途中でパノラマ写真を撮ってみました。

昼食は港町の海の駅でカンパチ丼。食事の後、売店でズッキーニや枝豆を買った。ズッキーニは3本で200円

ジャカランダ

アジサイ。雨に濡れていると、もっといい感じなのですが

またキミか

ぼくを見て笑うのはやめてくれないか

ヨッパライ某がこれを食べたいというので怪獣池に寄ってみた

帰りに吊り橋の下に咲いてるアジサイを見に行った

吊り橋から見下ろしたアジサイ

蒸し暑い一日

明日から市立美術館で開催される、第38回む展の作品設営を行っているTさんのところに寄ってみた。

Tさんが出展されているのは、廃仏毀釈で頭部を損傷した石仏を40体、等身大にプリントしたもの。石仏は、すべて稲荷町の現在清水中学校の敷地にかつてあった大乗院の遺物。

Tさんの作品を見ながら、写真というのは恐ろしいものだな、と思いました。どういうことかと言いますと、ぼくが自分の足で石仏のある現場に赴き、自分の目で石仏を見ても恐らくは見えてこない、いわく言いがたい「何か」が、これらの写真にはしっかり写し込まれているのです。ご覧になれば、ぼくが言いたいことは分かると思います。

美術館を後にし、どこかでスパゲティーでも食べよう、ってことになった。火山島を右手に見ながら北に走り、いつものイタリアンレストランに行ってみたが、リニューアル中で休業

ヨッパライ某に、ハンバーガーでも食べる?と聞くと、いいよ、ってことだったので郊外のハンバーガー屋で、ぼくはゴルゴンゾラ、ヨッパライ某はナントカバーガー(名前は忘れた)を注文。ぼくはナイフとフォークで食べたが、ヨッパライ某はデカいハンバーガーを紙で包み、子供みたいな顔をして食べていた。

山の上の火山湖に寄って、アジサイの写真を撮った

夏はどこから来るかしら

どこで昼食にしようかと地図を見てたらおもしろそうなのを見つけた

お墓?

何かの基地?

海の見えるレストランで昼食

バジルソースのなんとか

気温26度。夏が近い

ズッキーニは100円だった

いつものことだが変な夢で目が覚めた。時計は8時を指している。ベッドから起きてカーテンを引くと昨日までの雨がウソのように晴れていた

風もないし、どこかテラス席のあるところで昼食にしよう、ってことで、いくつか候補を挙げたところ、怪獣池のパン屋がいい、との返事。海沿いの道路を南に下り、湖のほとりにあるパン屋で何とかサンドと何とかエスプレッソを注文した

昼食後、そうめん流し横の野菜屋でバジルの苗を買おう、ということになった。バジルの苗はいつもここで買っている。残念ながらバジルはなかったが、ズッキーニが安かったのでそれを買った

というわけで、夕食はズッキーニとトマトのパスタ。今夜はぼくが作りました。とてもおいしかったです

A LONG VACATION 3日目

今日はドライブに出かけるつもりはなかった。用事が山積みだから。でも、朝起きてカーテンを引くと気持ちよく晴れていて、海か山に行かなくては損した気分になりそうだった。というわけで今日の予定を明日にずらし、車のエンジンをかけた

尾根づたいに走る有料道路に乗り、南に向かった。こんな日は怪獣池にでも行き、頭を空っぽにしてソフトクリームをなめまわすのが良さそう

しかし、だれもが同じことを考えるらしく、怪獣池手前の交差点で信号待ちをしていると、国道側の道路からぞっとするほど大量の車が怪獣池の方になだれ込んでいった。やれやれ。ぼくは車の向きを変え、海に向かった

思い出深い島。ここは潮が引くと砂洲が現れ、島まで歩いて渡ることができる。たくさんの人が島に向かって歩いている。あの島に何があるというのか。お昼を過ぎたので、ここで出かける前に作った弁当を食べた

A LONG VACATION 2日目

7時起床。いつもより1時間遅い

年を取ったせいか、ブートストラップに時間がかかる。ギヤをローに入れ、ゆっくりと動き出す。今日は休みなので、時間を気にせずに調子を上げていく。

カツオで有名な港町にある美術館で陶芸展をやっているので出かけてみた。ヨッパライ某は海の向こうなので、今日はぼく一人

店のお客さんの作品も並んでいた

ジョーズ

海に関するものがあると、つい、そこで立ち止まる

港の食堂で昼食。戻りガツオのたたき定食

ずいぶん暖かくなってきましたね

海の横の公園。ゾウさんだぞう

カメがどこかに向かって叫んでた

漂着物

長いあいだ波間を漂っていたらしく、貝があちこちにくっついている

港町のスーパーでこれをたくさん買ってきた

いつもは焼いて食べるんだけど、後片付けが大変なのでムニエルにした。独身生活はまだ続く

A LONG VACATION 1日目

ヨッパライ某を空港に送った後、近くの高原に植物観察に行ってみることにした。途中、古びた駅舎に寄ってみた

ハルリンドウ

湿地にしゃがみこんで写真を撮っていると、おじさんがやってきて、なにを撮ってるんですか?と、訊いてきた。モウセンゴケですよ、というと、コケですか、と、がっかりしたように言った

遊歩道からそれて分け入っていくと、目の前に非日常的な風景が広がってくる。どこかにギンリョウソウが生えてやしないかと、ずいぶん歩き回ったが、今回も空振り

ノカイドウが満開