メンテナンスモード 2日目

朝起きてカーテンを引くと、昨日の雨がうそのように晴れ渡っていた。太陽が少し昇ったころ、ホテルを出て散歩に出かけた。昔、よく遊びに行っていた喫茶店までのんびり歩いて行ったが、喫茶店があった場所は更地になっていた

海を見ながら朝食

海辺の道の駅で買い物をした後、植物園に行ってみた。コスモスが満開

シナチクの入ったラーメンを食べたい、という同行者がいたので、それがありそうな食堂に進路を取った。たまたま、その途中に先日ヒマワリを見に行った部落があったので、寄ってみた

シナチクの入ったラーメンなのです

山の上の公園に行って、イチョウの色づき具合を確かめた

夕食は、帰りにスーパーで買ったフランスパンとチーズとワイン。それに山の上の公園近くの道の駅でオランダ人が売っていたフィッシュ・アンド・チップス。とてもおいしかったです

今日は年に一度の、大きなローソクに火を灯す日

OFF

明日と明後日はノーミソのスイッチを3個くらいOFFにして過ごそうと思います

ススキを見に行った

ススキが見たくなったので、ゆで卵の匂いがする高原に出かけた

有害なガスが漂っているかも、ということで、いつものコースを歩くことはできなかった。
白鳥山からの眺望

遠くに見えるのは灰を降らせることで有名な火山。今日は大人しかった

紅葉している樹はまだ少ない

10年くらい前、庭にススキを植えようと本気で悩んだが結局植えなかった。ススキには不思議な魅力がある。廃墟に行くと瓦礫の間にススキが生え、風に揺れている。人間が作ったものが秩序を失って土に還り、宇宙の秩序、ススキがそれを覆う

チリからスペイン

仕事から帰宅し、部屋に着替えに行こうとすると、「ちょっと買い物に出かけてくる」とヨッパライ某が言った。「じゃあ、ついでにワインを買ってきて、プリンスデバオの赤」とぼくは言った。ここのところずっとチリの安いワインだったので、久しぶりにこれを飲みたくなった。テーブルに料理が並び、さっそく開けて乾杯しようとすると、「1000円だったよ」と言う。「へー、そういえばラベルがピカピカになってるね。中身も上等になったのかな」などと言いつつ飲んでみたが、いつもと同じ味がする。「あまり変わらないな、価格は3倍くらいになってるのに」とぼくは言った。あとで分かったのだけど、このワイン、今日は特売日で、3本で1000円だったのだ。ヨッパライ某には「3本で」という文字が見えなかったらしい。

冬のにおい

朝から冷たい雨が降っていた。空には冬のような雲が広がっている。体の元気を吸い取られそうな、いやな感じだ

いつもなら漁港近くの店に安い方のスシを食べに行こう、ってことで意見が一致するのだが、寒かったせいかエビフライになった

山奥の村でヒマワリが満開、というので行ってみた

ヒマワリから少し元気をもらおう、と思って出かけたのだったが、ヒマワリも花を咲かせるだけで精一杯、という感じだった

250万光年

ウルトラマンの故郷はM78星雲。上の写真の左でぼんやり光ってるのがM31アンドロメダ銀河。風呂から上がって屋上に出てみたら、ちょうど真上に来ていたので、カメラをテーブルに寝かして10秒間露出。

風立ちぬ 今は秋

今日からぼくは心の旅人

高原のテラスで手紙、風のインクでしたためてます

ここはなんとか高原、コスモスが満開です。爽やかな風が吹いてます

島に渡り、お魚の定食を食べました

ボンタンソフト。ほろ苦くておいしいです

さよなら
さよなら
さよなら

風立ちぬ 今は秋

あこがれのマニュアルミッション

金曜日の男の愛車はホンダの軽バン。彼はこの車に出来立ての豆腐を積んでやってくる。この車のミッションが6速MT。なんと、あのオープンスポーツS660と同じもの。いいな~~マニュアルミッション。しかも6速。いつかまた乗りたい、とずっと思っていたけれど、残された時間はもうわずか。とほほ

ところで話はコロッと変わりますが、今読んでる春樹さんの短編集にある「かえるくん、東京を救う」という物語の中で、ちょっと気になる場面が。かえるくんが終わりの方で次のように語るんですけど


「フョードル・ドストエフスキーは神に見捨てられた人々をこの上なく優しく描き出しました。神を作り出した人間が、その神に見捨てられるという凄絶なパラドックスの中に、彼は人間存在の尊さを見出したのです。ぼくは闇の中でみみずくんと闘いながら、ドストエフスキーの『白夜』のことをふと思い出しました。ぼくは…」


え???そりゃないでしょ。かえるくんはドストエフスキーを誤解しているとしか思えない。物語の中の話に過ぎないけど、ぼくが気になるのは、もし、かえるくんが春樹さんのドストエフスキー観をここで代弁しているのだとしたら…ってこと