そんなわけで、例の漫画の続きを読むために電子書籍版を全巻購入し、読み始めた。さて、最後に漫画を買ったはいつだったろう。独身の頃だと思うが、まったく思い出せない。今回、「独学大全」の作者が「人はなぜ学ぶのか」を教えてくれる最高のマンガ、としてこの「せんせいのお人形」を挙げなければ、おそらくこの年になって自ら漫画を買うことはなかったと思う。
人は学ぶことで何を得るのか
ミッシー君は意外と速かった
ひさしぶりにボートを漕ぎたくなって、軍手と座布団を車に積んで北北東に進路を取った。必死にボートを漕ぐと手と尻の皮がむけるので、軍手と座布団は必須だ
管理小屋にボートを借りに行ったら、手漕ぎボートは老朽化していて使えない、という
そんなわけで、しぶしぶ怪獣オマルみたいな足こぎボートを借りることになった。しかし、乗ってみると意外と快適。優雅さは手漕ぎボートに劣るものの、これはこれでおもしろい。係の人の話によると、約800メートル先の対岸まで15分で行けるという。見かけによらずなかなかの走行性能だ。以前、二人乗りの手漕ぎボートに40kgの女性をのせて対岸まで漕いだ時の記録が12分14秒。後に知人がぼくの記録に挑戦したが20分以上かかってしまった。おそらく彼女の体重に問題があったのだろう。
69
30の夏
ウナ丼の向こうで海が輝いていた
変な夢で目が覚めた。何かをどこかへ届けに行く夢だった。それはポケットに入る小さなものだったが、それが何で、届け先がどこだったのか、いくら考えても思い出せなかった。庭に出ると睡蓮が咲いていた
人と会う約束の時間まで3時間くらいあったので、近くの海にちょっとドライブ。空には牛乳の膜のような薄雲がかかり、太陽は暈をかぶっていた
海水浴場の先にあるカフェに車を走らせた。海の向こうに見える山並みがとてもきれいな、透き通ったブルー
海の見える窓際の席で熱いコーヒーとレンチンしたスコーン
用事が終わったのが2時過ぎ。山を越え、海の横の食堂に車を走らせた。この店のオーダーストップは3時。ぎりぎりで間に合うはずだったが、到着したのは3時5分。となりの店でウナ丼とアジフライを買い、砂浜に座って遅い昼食
青い花
ブリカマを買いに行く
静かな湖畔の
雨の日はマンデリン
先日買った本を読んでたら、
「再読に価しない本は、最初から読まない方が時間も人生も有効に使える」なんて書いてあった。また、
「まことに奇妙なことだが、ひとは書物を『読む』ことはできない、ただ再読することができるだけだ。良き読者、一流の読者、積極的で創造的な読者は再読者なのである」
ウラジミール・ナボコフ ヨーロッパ文学講義
とか、ややこしい言葉も引いてあった。
なんだかピンとこなくて、しばし本を伏せて珈琲を点てることにした。ちなみに少し頭が痛かったのでマンデリン。
「ひとは書物を『読む』ことはできない、ただ再読することができるだけ・・・」
どういうことだろう。どうやらナボコフのいう「読む」はぼくの知っている「読む」とは別のことらしい。再読についていうなら、ぼくは再読ばかりしていて、繰り返し読む本は手の届く範囲に積み上げてある。
熱いマンデリンを飲んだら頭痛が取れて気分が良くなった。オマケに、それら再読している本に共通する特徴に気づいて、ナボコフの言う「読む」の意味が分かった気がした。



































