事情があるのです

なんだか暗いのは天気のせい。昨日からずっと雨が降っていて

海の近くの丘に上ってみたが、雲が低く垂れこめ、空も海も見えない。でも、それはそれで悪くない。そんな気分

しかし、車の中はビーチボーイズが派手に流れていて、ちっとも暗くない

漁港近くのスシ屋で安い方の寿司を注文。いつもの通り

堤防の上をトンボの大群がグルグル。何やってんの? でも彼らには彼らの事情があるのです

海の底からにゅるっと顔を出してるのはメヒルギ

道の駅でバジルの苗を買うつもりだったが、クタクタなのが二株残っていただけだったので、パス

傘をさして波打ち際を歩く

砂丘のヤブをジャコウアゲハがたくさん飛んでました。彼らには彼らの事情があるのです

家に戻り、娘の部屋にあった古いパソコンを処分するため、ハードディスクのデータを消去。休日にはしなくちゃならないことが山積み

クーラー入れて夏がクラー

気温はそれほど高くないのだが、湿度が高く、ムシムシするのでクーラーを入れた。昨年は5月16日に起動させている。ちなみに、これまでで一番遅かったのは2019年の6月4日。

そしてぼくは何かを悟った

おとといは月曜日で定休日であった。いつもなら車に乗ってどこか出かけるのだが、1階トイレの水タンクのフタが30年間の水垢の堆積によって鍾乳洞の壁面のようになっており、そこに退廃的な美しさを見出せる人にはなんら問題はないのだが、そうでない人たちにとっては単に見苦しいだけという状態なのだった。そこで朝9時前から陶器面にびっしりこびりついた鍾乳石を削り取る作業を開始した。(実をいうと1週間ほど前、酸やアルカリ、いろんな洗浄剤を使って溶かそうと試みたのだがビクともしなかった)予定では昼前には終了し、そのあとどこかにドライブに出かけるはずだったのだが、予想外にしぶとく、結局終了したのが3時過ぎ。約6時間、まるでインド山奥の修行僧のように黙々と陶器のフタをこすり続けていたのだった。