九州南部が梅雨入り、だそーです。沖縄や奄美はまだなのに。そんなわけで、あわててクーラーの試運転を実行。このクーラー、そろそろ壊れてもよさそうなお年頃なので、毎年、この時期になると、ドキドキしながらスイッチを入れるのです。結果、無事起動しました~♪
定点観測的午後
海を見ながらウナ丼弁当を食べた
金曜日の午後
A LONG VACATION4日目
A LONG VACATION3日目
A LONG VACATION 2日目
昨夜はビール片手に暮れなずむ空をいつまでも眺めていた。やがて星が一つ、二つと輝き始め、何か新しいことが始まりそうな予感がしたのだった。宇宙は途方に暮れるほど広く、めまいがするほど深い。ちょっと寒かったが、いい気分だった。そんなわけで今日は久しぶりに宇宙人に会いに出かけることにした
彼らが母船から脱出するために使ったライフポッドは錆にまみれてはいるものの、まだ同じところにころがっていた
いつの間にか彼らが飼っている宇宙犬がぼくを嗅ぎつけて近寄ってきた
なんだ君か。林の奥から宇宙人がやってきて言った。といっても、声に出して言うのではなくテレパシーで言うのである
久しぶりだな、と、彼は言い、熱いコーヒーでも淹れよう、と言った
A LONG VACATION 1日目
A LONG VACATION 前夜
愛のハブラシ その2
ずいぶんむかしの話。遠藤周作著「ぐうたら怠談」に吉永小百合との対談があって、その中で遠藤周作が結婚を間近に控えた吉永小百合に次のような質問をしていた。
周作 それなら君はいま、彼の使った歯ブラシを使えるか。たとえ彼がシソーノーロウでも。
小百合 (即座に強く)それは使えるわ
周作 (驚いて)えっ、本当か。
小百合 ええ。
ぼくはこの問いの意味がよく解らなかった。遠藤周作がなぜ驚いたのかも。恋人同士、夫婦間なら同じ歯ブラシをふつうに使えて当然、と思っていたし、事実、そうしていた。
何年か前、ふとこの対談を思い出し、新婚ほやほやの常連のお客さんに聞いてみた。
「彼の歯ブラシ、使える?」
「無理!」
即答だった。
以来、何度か親しいお客さんに聞いてみたが、答は芳しくなかった。